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リゾネーター・ギター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リゾネーター・ギター
各言語での名称
Resonator guitar
Resonatorgitarre
リゾネーター・ギター
ボディが木製のリゾネーター・ギター
分類

弦楽器ギター

リゾネーター・ギター (Resonator guitar) またはリゾフォニック・ギター (Resophonic guitar) は、アコースティック・ギターの一種。

概要

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第二次世界大戦前、エレクトリック・ギターが普及する前にギターの音量を増大させるために考案された。

「リゾネーター」(日本語ではゾネーターとも)と呼ばれる円形の薄いアルミニウム製の共鳴板をブリッジの下に取り付けたボディは、ブルースに使用される場合には金属製のものが多く、ブルーグラスには製のものが使用される。金属性ボディのものは当初の想定ほど大音量を得ることはできなかったが、音色に独特の響きを持ち、ハワイアンやブルース、カントリー、ブルーグラスなどの、スライドギターを好むミュージシャンが多く使用した。ブルーグラスで使用される木製ボディは、大音量が得られるようになっている。

ナショナル・ギター社、ドブロ・ギター社、タット・テイラー英語版社などのメーカーが知られる。

使用ミュージシャン

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参考文献

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  • トニー・ベーコン『世界で一番美しいアメリカン・ギター大名鑑 ヴィジュアルでたどるヴィンテージ・ギターの歴史』(DU BOOKS、2013年)ISBN 978-4-92506-472-9

関連項目

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外部リンク

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