ラリー・サンレモ
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ラリー・サンレモ(Rallye Sanremo)は、イタリア・サンレーモで開催されるヨーロッパラリー選手権(ERC)の中の一戦である。かつてはラリー・デ・イタリアとも呼ばれていた。かつてはグラベルとターマック双方を走るミックスラリーだったが、1997年以降はオールターマックのイベントとなっている[1]。
歴史
[編集]1928年創設。1973年の世界ラリー選手権(WRC)設立時より2003年までWRCイタリアラウンドとして開催されていたが、2004年以降はラリー・サルディニアに開催権を譲った。
その後はイタリア・ラリー選手権 (Championnat d'Italie des Rallies, CIR) の一戦となり、2006年よりインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)と併催されてきた。IRCのERCへの移行に伴い、2013年よりERCとの併催となっている。
1986年の失格騒動
[編集]→「グループB § 1986年」も参照
1986年のWRC第11戦として行なわれたラリー・サンレモでは、プジョー・205T16E2が車両規定違反により失格となり、ランチアのマルク・アレンが優勝した。プジョーはこの裁定に対して抗議し、最終結果の判明はシーズン終了後まで持ち越された。
国際自動車スポーツ連盟 (FISA) はプジョーの失格を無効とし、あわせてサンレモのリザルトを無効とした。その結果、アレンの優勝とポイントが取り消され、最終戦でチャンピオンを獲得したはずのアレンはランキング2位に落ち、プジョーのユハ・カンクネンがチャンピオンに認定された。
歴代優勝者(1973年以降)
[編集]† 1986年はリザルト取り消し
脚注
[編集]- ^ "1997年世界ラリー選手権(WRC)第12戦 ラリーサンレモ ". 三菱自動車.(1997年)2013年12月5日閲覧。