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ミツガシワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミツガシワ
ミツガシワ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: ミツガシワ科 Menyanthaceae
: ミツガシワ属 Menyanthes
: ミツガシワ M. trifoliata
学名
Menyanthes trifoliata L.
和名
ミツガシワ(三槲)
英名
Bog-bean, Buckbean

ミツガシワ(三槲、Menyanthes trifoliata)は、ミツガシワ科ミツガシワ属の一属一種の多年草。日本を含め北半球の主として寒冷地に分布し、湿地や浅い水中に生える。

地下茎を横に伸ばして広がる。は複葉で3小葉からなる。4-5月に白いを総状花序に多数つける。

亜寒帯高山に多いが、京都市深泥池東京都練馬区三宝寺池など暖帯の一部にも孤立的に自生している。これらは氷期の生き残り(残存植物)と考えられ、これらを含む水生植物群落は天然記念物に指定されている。北海道岩内郡共和町の町の花。

睡菜(スイサイ)と称し苦味健胃薬として用いる。

ギャラリー

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