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ミズタマヤッコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミズタマヤッコ
保全状況評価[1]
情報不足環境省レッドリスト
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : スズキ亜目 Percoidei
: キンチャクダイ科 Pomacanthidae
: タテジマヤッコ属 Genicanthus
: ミズタマヤッコ G. takeuchii
学名
Genicanthus takeuchii
Pyle, 1997
和名
ミズタマヤッコ
英名
Spotted angelfish
Takeuchi' s angelfish

ミズタマヤッコ(水玉奴、学名:Genicanthus takeuchii)は、スズキ目キンチャクダイ科タテジマヤッコ属に分類される魚類の一種。種小名は、本種を発見した武内宏司への献名である[2]

形態

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  • オスの全長は25cm、メスの全長は22cm[3]
  • 幼魚はカメの甲羅のような模様である[4]
  • メスはまだら模様になる[4]
  • オスは体側に数本の縦縞、背鰭と臀鰭に水玉模様ができる[4]

生態

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プランクトンを主に食べるとされる[5]

水深25-60mのサンゴ礁に生息する[6]

タテジマヤッコ属の他の魚と同様、本種も一夫多妻制で、成長すると一部がメスからオスへ性転換する[4]トサヤッコと交雑することがある[7]

分布

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南鳥島小笠原諸島[4]日本固有種とされる[4]が、マリアナ諸島ファラリョン・デ・パハロス島でも発見されている[7]

脚注・出典

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  1. ^ 【魚類】海洋生物レッドリスト” (PDF). 環境省. p. 6 (2017年). 2020年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月18日閲覧。
  2. ^ Christopher Scharpf & Kenneth J. Lazara (2022年5月23日). “Order ACANTHURIFORMES (part 1): Families LOBOTIDAE, POMACANTHIDAE, DREPANEIDAE and CHAETODONTIDAE”. The ETYFish Project. 2021年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月18日閲覧。
  3. ^ Froese, Rainer & Daniel Pauly. “Genicanthus takeuchii”. FishBase. 2022年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月18日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 南俊夫 (2019年2月1日). “メスがオスになっちゃう!?小笠原の海に住む固有種『ミズタマヤッコ』の生態”. 小笠原村観光局. 2022年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月18日閲覧。
  5. ^ Bob Goemans. “Genicanthus takeuchii (Spotted Angelfish, Takeuchi's Angelfish)”. Saltcorner. 2022年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月18日閲覧。
  6. ^ Pyle, R. & Myers, R. 2010. Genicanthus takeuchii. The IUCN Red List of Threatened Species 2010: e.T165827A6142514. doi:10.2305/IUCN.UK.2010-4.RLTS.T165827A6142514.en. Accessed on 18 June 2022.
  7. ^ a b Jake Adams (2021年1月12日). “Genicanthus takeuchii Angelfish Redux”. Reef Builders. 2021年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月18日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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