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ポール・ブラックバーン (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポール・ブラックバーン
Paul Blackburn
ニューヨーク・メッツ #58
オークランド・アスレチックス時代
(2017年8月22日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州アンティオック
生年月日 (1993-12-04) 1993年12月4日(30歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 MLBドラフト1巡目追補
初出場 2017年7月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ポール・ブラックバーンPaul Blackburn, 1993年12月4日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アンティオック出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBニューヨーク・メッツ所属。愛称はブラッキー[1]

経歴

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プロ入りとカブス傘下時代

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2012年MLBドラフト1巡目追補(全体56位)でシカゴ・カブスから指名されプロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・カブスでプロデビュー。9試合(先発6試合)に登板して2勝0敗、防御率3.48、13奪三振を記録した。

2013年はA-級ボイシ・ホークスでプレーし、13試合(先発12試合)に登板して2勝3敗、防御率3.33、38奪三振を記録した。

2014年はA級ケーンカウンティ・クーガーズでプレーし、24試合に先発登板して9勝4敗、防御率3.23、75奪三振を記録した。

2015年はA+級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、18試合に先発登板して7勝5敗、防御率3.11、63奪三振を記録した。

2016年はAA級テネシー・スモーキーズでプレーし、18試合に登板して6勝4敗、防御率3.17、72奪三振を記録した。

マリナーズ傘下時代

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2016年7月20日にマイク・モンゴメリージョーダン・プライーズ英語版とのトレードで、ダン・ボーゲルバックと共にシアトル・マリナーズへ移籍した[2]。移籍後は傘下のAA級ジャクソン・ジェネラルズでプレーし、8試合(先発7試合)に登板して3勝1敗、防御率3.54、27奪三振を記録した。移籍前を含めた2球団合計では26試合(先発25試合)に登板して9勝5敗、防御率3.27、99奪三振を記録した。

アスレチックス時代

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2016年11月12日にダニー・バレンシアとのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した[3]。直後の11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]

2017年は開幕を傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズで迎え、7月1日にメジャー初昇格を果たした[5]。同日のアトランタ・ブレーブス戦にて先発でメジャーデビュー。初回にニック・マーケイキスからメジャー初奪三振を記録。(結果は6回無失点も勝敗付かず)。次の登板となった6日のマリナーズ戦では7.2回を1失点の投球でメジャー初勝利を挙げた[6]

2021年2月23日にミッチ・モアランドの加入に伴ってDFAとなり[7]、27日にマイナー契約でAAA級ラスベガス・アビエイターズ[8]へ配属された[9]。この年は5月のマイナーリーグ開幕からAAA級ラスベガスでプレーし、17試合(先発16試合)に登板して4勝7敗、防御率4.97、80奪三振を記録した。8月18日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[10]。以降は先発ローテーション入りしてシーズン終了までメジャーに帯同し、9試合に先発登板して1勝4敗、防御率5.87、26奪三振を記録した。

2022年4月10日のレイズ戦に先発登板し、キャリアハイの7奪三振を記録した[11]。7月11日に自身初となるオールスターゲームに選出された。

メッツ時代

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2024年7月30日にケイド・モリスとのトレードで、ニューヨーク・メッツへ移籍した[12]

選手としての特徴

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ツーシームを主体としており、それに加えてスライダーフォーシームカーブなども投げる[13]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2017 OAK 10 10 0 0 0 3 1 0 0 .750 238 58.2 58 5 16 0 1 22 1 0 22 21 3.22 1.26
2018 6 6 0 0 0 2 3 0 0 .400 119 27.2 33 2 6 0 2 19 1 0 23 22 7.16 1.41
2019 4 1 0 0 0 0 2 0 0 .000 57 11.0 19 3 4 0 1 8 1 0 14 13 10.64 2.09
2020 1 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 14 2.1 5 0 2 0 0 2 1 0 7 7 27.00 3.00
2021 9 9 0 0 0 1 4 0 0 .200 175 38.1 52 8 10 0 2 26 1 0 26 25 5.87 1.62
2022 21 21 0 0 0 7 6 0 0 .538 467 111.1 110 15 30 2 5 89 1 0 53 53 4.28 1.26
2023 21 20 0 0 0 4 7 0 0 .364 464 103.2 117 11 43 1 3 104 1 0 54 51 4.43 1.54
MLB:7年 72 68 0 0 0 17 24 0 0 .415 1534 353.0 394 44 111 3 14 270 7 0 199 192 4.90 1.43
  • 2023年度シーズン終了時
  • MLBオールスター選出 (2022年)

年度別守備成績

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投手(P)












2017 OAK 10 1 8 0 0 1.000
2018 6 0 0 0 0 ----
2019 4 1 4 0 0 1.000
2020 1 1 0 0 0 1.000
2021 9 1 3 1 0 .800
2022 21 9 12 0 2 1.000
2023 21 12 7 1 0 .950
MLB 72 25 34 2 2 .967
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 58(2017年 - )

脚注

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  1. ^ Explaining A's Players Weekend nicknames MLB.com (英語) (2017年8月25日) 2017年9月22日閲覧
  2. ^ https://twitter.com/MLBRosterMoves/status/755901482688315392
  3. ^ Greg Johns (2016年11月12日). “Mariners acquire Valencia from A's” (英語). MLB.com. 2017年9月22日閲覧。
  4. ^ John Hickey (2016年11月18日). “A's promote five minor leagues to Oakland's 40-man roster” (英語). Mercurynews.com. 2017年9月22日閲覧。
  5. ^ Alex Espinoza (2017年7月1日). “Prospect Blackburn gets callup for spot start” (英語). MLB.com. 2017年9月22日閲覧。
  6. ^ Davis, Blackburn lead Athletics over Mariners 7-4
  7. ^ Athletics Designate Paul Blackburn For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月23日閲覧。
  8. ^ 2019年にラスベガス・フィフティワンズより球団名変更及びアスレチックス傘下
  9. ^ MLB公式プロフィール参照。2021年2月28日閲覧。
  10. ^ Anthony Franco (2021年8月18日). “Athletics Select Paul Blackburn” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年10月17日閲覧。
  11. ^ Martín Gallegos (April 12, 2022). “Blackburn's curve, execution key as he fans career-high 7” (英語). MLB.com. April 14, 2022閲覧。
  12. ^ Mets acquire RHP Paul Blackburn” (英語). MLB.com. 2024年7月31日閲覧。
  13. ^ Paul Blackburn Baseball Statistics 2012-2017” (英語). Baseball Cube. 2017年9月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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