プリピャチ川
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プリピャチ川 | |
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プリピャチ川 | |
水系 | ドニエプル川 |
延長 | 710 km |
河口・合流先 | ドニエプル川 |
流域 | ウクライナ、 ベラルーシ |
プリピャチ川(プリピャチがわ、ベラルーシ語:Прыпяцьプルィーピャチ;ウクライナ語:Прип'ятьプルィーピヤチ;ロシア語:Припятьプリーピャチ)は、ベラルーシからウクライナへと流れている川である。ドニエプル川の支流の1つであり、チョルノブィリ下流でドニエプル川(キエフ貯水湖)に合流する。川の周辺は大規模な湿地帯(プリピャチ湿地、ピンスク湿地)が形成されている。
流域は主にベラルーシであり、ベラルーシとウクライナの間に広がる湿地の多いポリーシャ地方の主要な河川である。
流域に湖、沼地、泥炭地、砂丘、湿潤草地、河畔林が多く、川とその周辺にはヨーロッパウナギ、ムジナモ、コチョウザメ、ハシボソヨシキリ、カリガネ、オグロシギ、エリマキシギ、メジロガモなどが生息している。上流部のウクライナ領内のプリピャチ川氾濫原[1]とベラルーシのプリピャチ川・ストィル川のプロストィリ氾濫原[2]、中流部のベラルーシ領内の国立風景保護区[3]およびプリピャチ国立公園[4]はラムサール条約登録地である。
チェルノブイリ原子力発電所のすぐ近くを流れており、1986年に同発電所で起こった事故より汚染された。
脚注
[編集]- ^ “Prypiat River Floodplains | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2021年11月24日). 2023年3月7日閲覧。
- ^ “Prostyr | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2016年4月22日). 2023年4月5日閲覧。
- ^ “Mid-Pripyat State Landscape Zakaznik | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2016年11月8日). 2023年3月7日閲覧。
- ^ “Pripyatsky National Park | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2020年9月16日). 2023年3月7日閲覧。