ヒダサンショウウオ
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ヒダサンショウウオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ヒダサンショウウオ(幼生) Hynobius kimurae
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Hynobius kimurae Dunn, 1923 | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ヒダサンショウウオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Hida salamander |
ヒダサンショウウオ(飛騨山椒魚、Hynobius kimurae)は、サンショウウオ科サンショウウオ属に分類される有尾類。
分布
[編集]形態
[編集]全長8-18cm。胴体の左右側面にそれぞれ入る皺(肋条)は13本。四肢は短く体形はがっしりしていて尾は丸い。体色は紫がかった暗色で背面に黄色い斑点が入ることもある。地域により体形や体色に変異がある。
卵嚢(らんのう)はバナナ状で、先端は柄のようになりこの部分を平たい石等に付着させる。卵のうは水中では青味がかった虹色に見える。孵化直後の幼生の外鰓は大型だが、成長に伴い小型になる。幼生の四肢には黒い爪状の角質がある個体もいる。
生態
[編集]山地にある森林(主にブナ帯)に生息する。夜行性で、昼間は石や落ち葉の下などに隠れて休む。
食性は動物食で、昆虫類や節足動物、ミミズなどを食べる。幼生は小型の水生昆虫や甲殻類、ミミズなどを食べる。
繁殖形態は卵生で、2-5月に渓流に卵嚢に包まれた5-20個の卵を産む。卵は8週間で孵化し、幼生になる。幼生はその年の秋季か、幼生のまま越冬し翌年の夏季に変態し幼体になる。
人間との関係
[編集]開発による生息地の破壊や、愛好家による採集などにより生息数は減少している。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、126、225頁。
- 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、293頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生類・はちゅう類』、小学館、2004年、19頁。
外部リンク
[編集]- IUCN 2008 Red List - Home Page -
- Yoshio Kaneko, Masafumi Matsui 2004. IUCN 2008 Red List - Hynobius kimurae. IUCN 2008. 2008 IUCN Red List of Threatened Species.
- 環境省 自然環境局 生物多様性センター