パピヨン (2017年の映画)
パピヨン | |
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Papillon | |
監督 | マイケル・ノアー |
脚本 | アーロン・グジコウスキ |
原作 |
アンリ・シャリエール 『パピヨン』 『パピヨンは死なない』 |
製作 |
ジョーイ・マクファーランド デヴィッド・コプラン ラム・バーグマン ロジャー・コルビ |
製作総指揮 |
ヤン・フィッシャー=ロマノフスキー ジョシュア・D・マウラー ケヴァン・ヴァン・トンプソン テレンス・チャン ダニー・ディムボート サミュエル・ハディダ マーティン・ヘルスターン クリスチャン・マーキュリー |
出演者 |
チャーリー・ハナム ラミ・マレック ローランド・ムーラー トミー・フラナガン |
音楽 | デヴィッド・バックリー |
撮影 | ハーゲン・ボグダンスキー |
編集 |
ジョン・アクセルラッド リー・ハウゲン |
製作会社 |
チェコ・アングロ・プロダクションズ ラム・バーグマン・プロダクションズ フィッシュコーブ・フィルムズ レッド・グランティ・ピクチャーズ |
配給 |
ブリーカー・ストリート トランスフォーマー |
公開 |
2018年8月24日 2019年6月21日[1] |
上映時間 | 133分[2] |
製作国 |
アメリカ合衆国 セルビア マルタ モンテネグロ |
言語 |
英語 フランス語 |
興行収入 | $10,060,903[3] |
『パピヨン』(Papillon)は、2017年のアメリカ合衆国・セルビア・マルタ・モンテネグロの伝記映画。監督はマイケル・ノアー、出演はチャーリー・ハナムとラミ・マレックなど。
アンリ・シャリエールが1969年に発表した自伝的小説『パピヨン』とその続編『パピヨンは死なない』を原作としている。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
アンリ・シャリエールはパピヨンの愛称で知られる金庫破りだったが、全く無関係の殺人事件の犯人として逮捕される。パピヨンにはアリバイがあったにも拘わらず、有罪判決が下され、ギアナで強制労働に従事させられることになる。同地の労働環境は著しく劣悪なもので、脱獄者を出さないための警備も十分なものであった。
ギアナへ向かう船の中で、パピヨンは偽札職人のルイ・ドガに出会う。ルイが大金を体内に隠し持っていることを知ったパピヨンは、脱獄のための資金を得ようとルイに護衛してやると提案するが、ルイは断る。しかし、他の囚人たちがルイを殺害して金を奪い取る機会を窺っていることを知ったルイは、パピヨンに警護を頼むことにする。利害の一致で協力することになった2人だが、その関係はやがて真の友情へと変貌していく。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替(テレビ東京版、午後のロードショーにて2022年10月4日、地上波初放送[4])
- アンリ・シャリエール(パピヨン): チャーリー・ハナム(花輪英司)
- パピヨンの愛称で知られる金庫破り。しかし冤罪で収監される。粗野に見えて義理堅い。
- 偽札職人。妻がいる。優秀な頭脳に反して体力はなく、その点からパピヨンに協力を求めている。
- セリエ: ローランド・ムーラー(山中誠也)
- 豪勢な生活を送っている無法者。しかし、無実の罪で捕まる。
- 囚人。脱走したが失敗、さらに看守を一人殺害したことで公開処刑される。
- トゥーサン: イアン・ビーティー
- バロット: ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
- 刑務所長。冷淡な性格。
- ブリオーレット副刑務所長: ニコラ・ケント
公開・興行収入
[編集]2017年9月7日、本作は第42回トロント国際映画祭でプレミア上映された[5][6]。2018年5月22日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[7]。8月24日、本作は全米544館で封切られ、公開初週末に109万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場16位となった[8]。
評価
[編集]本作に対する批評家からの評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには108件のレビューがあり、批評家支持率は52%、平均点は10点満点で5.78点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『パピヨン』は数十年前に映像化された物語に見事な捻りを加えており、俳優たちの演技も上手い。しかし、観客から1973年版の記憶を消せるだけの作品にはなっていない。」となっている[9]。また、Metacriticには31件のレビューがあり、加重平均値は51/100となっている[10]。
出典
[編集]- ^ “チャーリー・ハナム×ラミ・マレック、リメイク版「パピヨン」6月公開”. 映画ナタリー. (2019年2月28日) 2019年3月3日閲覧。
- ^ “パピヨン”. 映画.com. 2018年11月6日閲覧。
- ^ “Papillon” (英語). Box Office Mojo. 2020年8月16日閲覧。
- ^ “午後エンタ 午後ロード「パピヨン」火曜は地上波初放送!”. 午後のロードショー (2022年10月4日). 2022年9月27日閲覧。
- ^ Harvey, Dennis (2017年9月7日). “Film Review: ‘Papillon’” (英語). Variety 2018年11月6日閲覧。
- ^ Pond, Steve (2017年8月15日). “Aaron Sorkin, Brie Larson, Louis CK Movies Added to Toronto Film Festival Lineup” (英語). The Wrap 2018年11月6日閲覧。
- ^ Carson, René (2018年5月22日). “Brand New photos, poster and trailer revealed for true-life escape thriller Papillon” (英語). FilmFetish.com 2018年11月6日閲覧。
- ^ “Domestic 2018 Weekend 34 / August 24-26, 2018” (英語). Box Office Mojo. 2018年11月6日閲覧。
- ^ “Papillon (2018)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年8月16日閲覧。
- ^ “Papillon (2018) Reviews” (英語). Metacritic. 2020年8月16日閲覧。
関連項目
[編集]- パピヨン (1973年の映画) - アメリカ合衆国の映画。フランクリン・J・シャフナー監督。同じくアンリ・シャリエールの『パピヨン』を原作とする。
外部リンク
[編集]- 2017年の映画
- アメリカ合衆国の伝記映画
- アメリカ合衆国のドラマ映画
- アメリカ合衆国の冒険映画
- アメリカ合衆国の犯罪映画
- セルビアの映画作品
- マルタの映画作品
- モンテネグロの映画作品
- リメイクドラマ映画
- リメイク冒険映画
- リメイク犯罪映画
- 実際の出来事に基づいたアメリカ合衆国の映画作品
- 刑務所を舞台とした映画作品
- 脱獄を題材とした映画作品
- 通貨偽造を題材とした映画作品
- フランスの小説を原作とした映画作品
- パリを舞台とした映画作品
- 南アメリカを舞台とした映画作品
- ジャングルを舞台とした映画作品
- セルビアで製作された映画作品
- マルタで製作された映画作品
- モンテネグロで製作された映画作品
- デヴィッド・バックリーの作曲映画
- ブリーカー・ストリートの作品