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チャーター・コミュニケーションズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チャーター・コミュニケーションズ
現地語社名
Charter Communications
業種 情報・通信業
事業分野 CATV
設立 1948年
本社
スタンフォード
主要人物
トーマスM.ラトレッジ
(会長兼CEO)
ブランド スペクトル(Spectrum)
売上高 54,022,000,000 アメリカ合衆国ドル (2022年) ウィキデータを編集
営業利益
11,962,000,000 アメリカ合衆国ドル (2022年) ウィキデータを編集
利益
5,055,000,000 アメリカ合衆国ドル (2022年) ウィキデータを編集
従業員数
98,000人
ウェブサイト https://www.spectrum.com/

チャーター・コミュニケーションズ: Charter Communications, Inc., NASDAQ: CHTR)は、アメリカ合衆国ケーブルテレビ携帯電話のサービスを行う電気通信事業者。利用者には一般に「Spectrum」のブランド名で認知されている。コネチカット州スタンフォードに本拠を置き、41の州でサービスが行われている[1]

沿革

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1993年1月、ミズーリ州セントルイスに本拠を持つケーブルテレビ事業者Cencom Cable Associates, Inc.の役員であった、Barry BabcockJerald KentHoward Woodの3名により設立された[2]。翌年2月から周辺地域のケーブルテレビ事業者の買収に着手、カリフォルニア州のケーブルテレビ事業者を買収した1997年には、利用者が100万人を突破した[2]1998年マイクロソフトの共同設立者の一人のポール・アレンが株式を買収し筆頭株主となり、自身の買収していたケーブルテレビ会社と合併させるなどの投資を行ったため、その後1年でチャーター・コミュニケーションズは10以上の企業買収を成し遂げ、1999年11月にNASDAQに上場した[3]

その後経営不振に陥り、2008年にはNASDAQから株式の規準不適格として警告を受けた[4]2009年2月、連邦倒産法第11章の適用を受け、経営再建手続きに入り[5]、同年11月再建を完了[6]、翌2010年9月、NASDAQへの株式再上場が行われた[7]

2012年9月以降、ポール・アレンは株式を徐々に手離し[8]2013年3月、ジョン・マローンの率いるリバティメディアが大株主となった[9]

2012年に本社をセントルイスからスタンフォードへ移転[10]2013年11月、提供サービスのブランド名を「Spectrum」と改称することを発表した[11]2014年1月、大手ケーブル事業者のタイム・ワーナー・ケーブルの買収が報じられ[12]、当初タイム・ワーナー・ケーブル側は買収を拒否し、コムキャストとの合併へ動いたものの[13]、翌2015年3月、同業大手ブライトハウス・ネットワークスの買収を決めたチャーター・コミュニケーションズとの合流に最終的に合意[14]2016年5月合併を完了した[15]

出典

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  1. ^ Broadband Provider Service Area (米国ブロードバンドプロバイダサービスエリアマップ)” (英語). National Broadband Map. 2017年9月3日閲覧。
  2. ^ a b Charter Communications, Inc. History” (英語). FundingUniverse. 2017年9月3日閲覧。
  3. ^ Charter Communications Posts A Wider-Than-Expected Loss” (英語). ウォール・ストリート・ジャーナル (2000年11月3日). 2017年9月3日閲覧。
  4. ^ Charter Communications stock price not in compliance with Nasdaq requirements” (英語). St. Louis Business Journal (2008年4月14日). 2017年9月3日閲覧。
  5. ^ Charter Communications to File for Bankruptcy” (英語). ニューヨーク・タイムズ (2009年2月13日). 2017年9月3日閲覧。
  6. ^ Charter Emerges From Bankruptcy” (英語). ニューヨーク・タイムズ (2009年11月30日). 2017年9月3日閲覧。
  7. ^ Charter Comm (CHTR) Returns to the Nasdaq after BK” (英語). StreetInsider.com (2010年9月14日). 2017年9月3日閲覧。
  8. ^ Billionaire Paul Allen Is Finally Making A Little Money Off Of Charter Communications” (英語). フォーブス (2012年9月10日). 2017年9月3日閲覧。
  9. ^ Charter Communications and Liberty Media Corporation Announce Agreement for Investment” (英語). リバティメディア (2013年3月13日). 2017年9月3日閲覧。
  10. ^ Charter Communications Moving Corporate HQ To Stamford” (英語). CBS New York (2012年10月2日). 2017年9月3日閲覧。
  11. ^ Charter Unveils Spectrum Brand” (英語). Multichannel News (2013年11月14日). 2017年9月3日閲覧。
  12. ^ Charter makes $37.4 billion offer to purchase Time Warner Cable” (英語). The Verge (2014年1月13日). 2017年9月3日閲覧。
  13. ^ Time Warner Cable to Merge with Comcast Corporation to Create a World-Class Technology and Media Company” (英語). タイム・ワーナー・ケーブル (2014年2月13日). 2017年9月3日閲覧。
  14. ^ Charter Communications to Merge with Time Warner Cable and Acquire Bright House Networks” (英語). アメリカ証券取引委員会 (2015年3月26日). 2017年9月3日閲覧。
  15. ^ Charter completes purchase of Time Warner Cable, Bright House” (英語). ロサンゼルス・タイムズ (2016年5月17日). 2017年9月3日閲覧。

外部リンク

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