ザ・ゲーム (アルバム)
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『ザ・ゲーム』 | ||||
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クイーン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1979年2月,6月,7月 - 1980年5月 at Musicland Studios in Munich, Germany | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
EMI エレクトラ・レコード キャピトル・レコード(再発売) ハリウッド・レコード(再々発) ワーナー・パイオニア/エレクトラ 東芝EMI(再発売) ユニバーサルミュージック(再々発) | |||
プロデュース | クイーン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
クイーン アルバム 年表 | ||||
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『ザ・ゲーム』収録のシングル | ||||
『ザ・ゲーム』(The Game)は、イギリスのロックバンド、クイーンの8枚目のアルバムである。全米で410万枚を売り上げており、クイーンのオリジナル・アルバムの中ではアメリカでの最大ヒット作品。
解説
[編集]「愛という名の欲望」と「地獄へ道づれ」の2曲の全米ナンバーワンシングルが収録されている。それまでのアルバムについての認識がここを境目として明確に変化し、ステージ演奏曲目にも変化が出てくる。彼らの「第二黄金期」の中でもピークに達した時期の作品。
また、アルバム『フラッシュ・ゴードン』の録音と時期が一部重複、その後の録音曲にはシンセサイザーが導入されることとなった。閉鎖的だったクイーンの音楽が真の意味で周辺の音楽とリンクしはじめたアルバムである。これは彼らの後のサウンドにも影響するできごととなった[注 1]。こうした音楽性の変化に伴い、ボーカルのフレディ・マーキュリーの声質がやや変化し始めているのも本作の特徴である。
リリースされた国で、大きく分けてジャケットが二種類あり[注 2]、CD化もそれに順じて行われた。
2003年にはDVD-Audio版がリリースされ、『オペラ座の夜』同様、DTSの5.1ch化が行われた。ベストアルバムにも収録してある曲以外での5.1chでの視聴はこのDVD-Audio版のみである。
発売日
[編集]収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「プレイ・ザ・ゲーム」(Play The Game) | Mercury | |
2. | 「ドラゴン・アタック」(Dragon Attack) | May | |
3. | 「地獄へ道づれ」(Another One Bites The Dust) | Deacon | |
4. | 「夜の天使」(Need Your Loving Tonight) | Deacon | |
5. | 「愛という名の欲望」(Crazy Little Thing Called Love) | Mercury |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
6. | 「ロック・イット」(Rock It (Prime Jive)) | Taylor | |
7. | 「自殺志願」(Don't Try Suicide) | Mercury | |
8. | 「スウィート・シスター」(Sail Away Sweet Sister) | May | |
9. | 「カミング・スーン」(Coming Soon) | Taylor | |
10. | 「セイヴ・ミー」(Save Me) | May |
担当
[編集]- フレディ・マーキュリー - リードヴォーカル、コーラス、ピアノ、シンセサイザー、アコースティックギター (#5)
- ブライアン・メイ - ギター、コーラス、ピアノ、シンセサイザー、リードヴォーカル(#8)
- ロジャー・テイラー - ドラムス、電子ドラム、パーカッション、コーラス、ギター、シンセサイザー、リードヴォーカル (#6)
- ジョン・ディーコン - ベース、ギター、ピアノ(#3)、パーカッション(#3)
チャート
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チャート順位[編集]
認定[編集]
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年間チャート[編集]
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Steffen Hung. “Queen – The Game”. austriancharts.at. 10 January 2012閲覧。
- ^ “Results – RPM – Library and Archives Canada”. Collectionscanada.gc.ca. 10 January 2012閲覧。
- ^ Steffen Hung. “Queen – The Game”. dutchcharts.nl. 10 January 2012閲覧。
- ^ a b “Hit Parade Italia – Gli album più venduti del 1980” (Italian). hitparadeitalia.it. 2013年5月4日閲覧。
- ^ “a-クイーン – Yamachan Land (Archives of the Japanese record charts) – Albums Chart Daijiten – Queen” (Japanese) (30 December 2007). 14 September 2011閲覧。
- ^ Steffen Hung. “Queen – The Game”. charts.org.nz. 10 January 2012閲覧。
- ^ Steffen Hung. “Queen – The Game”. norwegiancharts.com. 10 January 2012閲覧。
- ^ Steffen Hung. “Queen – The Game”. swedishcharts.com. 10 January 2012閲覧。
- ^ “Queen – The Game”. ChartArchive. 2013年5月4日閲覧。
- ^ a b “Queen”. AllMusic. 26 October 2014閲覧。
- ^ “charts.de”. charts.de. 26 October 2014閲覧。
- ^ "Gold-/Platin-Datenbank (Queen; 'The Game')" (German). Bundesverband Musikindustrie.
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引数が必須です。 (説明) - ^ "Dutch album certifications – Queen – The Game" (Dutch). Nederlandse Vereniging van Producenten en Importeurs van beeld- en geluidsdragers.
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引数が必須です。 (説明) Enter The Game in the "Artiest of titel" box. - ^ "British album certifications – Queen – The Game". British Phonographic Industry.
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引数が必須です。 (説明) Select albums in the Format field. Select Silver in the Certification field. Type The Game in the "Search BPI Awards" field and then press Enter. - ^ "American album certifications – Queen – The Game". Recording Industry Association of America.
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: Cite webテンプレートでは|access-date=
引数が必須です。 (説明) - ^ “Austriancharts.st – Jahreshitparade 1980”. Hung Medien. 1 August 2010閲覧。
- ^ “Top 100 Albums”. RPM (20 December 1980). 6 December 2010閲覧。
- ^ “日本で売れた洋楽アルバムトップ23 (Top-23 international albums on the Japanese Oricon Year-End Charts 1980”. 29 August 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。21 October 2007閲覧。
- ^ “Complete UK Year-End Album Charts”. 3 October 2011閲覧。
- ^ “Top 100 Albums of 1981”. RPM (26 December 1981). 6 December 2010閲覧。
- ^ “Top Pop Albums of 1981”. billboard.biz (1981年12月31日). 2012年2月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- Queen official website: Discography: The Game: includes lyrics of all non-bonus tracks except "Another One Bites the Dust".