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ザポリージャ州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ザポリージャ州
Запорізька область
ザポリージャ州の旗ザポリージャ州の印
州旗州章
ザポリージャ州の位置
ウクライナ
州庁所在地ザポリージャ
面積
 - 総計
 - 陸地
 - 水域
全ウクライナ第9位
27,180 km²
? km²
? km² (?%)
人口2006年
 - 総計
 - 人口密度
全ウクライナ第9位
1,877,200
70.84人/km²
地区20
領域共同体x,xxx
市町村総数
 - うち市の数
 - うち町の数
 - うち村の数
956
14
23
920
州知事オレクサンドル・スタルク
ISO 3166-2:UAUA-23
電話番号コード+380-61
公式サイト合同庁
2022年ロシアのウクライナ侵攻におけるロシアによるザポリージャ州占領
占領されていないウクライナの領土    
占領から解放されたウクライナの領土    
ロシアの占領地域    

ザポリージャ州(ザポリージャしゅう、ウクライナ語: Запорізька область ザポリーズィカ・オーブラスチ)は、ウクライナの一つ。ロシア語名ではザポロージエ州 (ロシア語: Запорожская область) となり、有名なザポロージエ・コサックもあるため、日本ではこちらの名称も馴染まれている。ザポロジエ州[1]ザポリッジャ州[2]との表記も見られる。州都ザポリージャ2022年9月30日ロシアが併合を宣言した[3]

地理

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母語話者(ザポリージャ州) 2001
ウクライナ語
  
50.2%
ロシア語
  
48.2%

ウクライナの南東部に位置する。主要都市は州都ザポリージャのほか、ベルジャーンシクメリトポリなど。州内のエネルホダルにはザポリージャ原子力発電所がある。

歴史

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1939年1月10日ウクライナ・ソビエト社会主義共和国の州となる。

第二次世界大戦後、第100収容地区(グラーグ)がザポリージャに、第217収容地区がドニヤークに設置され、シベリア抑留を受けた日本人捕虜が遠路移送されてきて、さらに強制労働に従事した。約1,200人の日本人捕虜が、ドイツ人抑留者と共に戦争中破壊された水力発電所の過酷な復旧工事に従事したが、父親が日露戦争で日本の捕虜になり丁寧に扱われたというウクライナ人現場監督から「いつかは帰れるから健康に気を付けて元気を出すように」いわれたともいう[4][5]

2015年現在では、ソビエト連邦の崩壊後に再独立したウクライナの主要工業都市として、国内有数の経済規模を持つ大都市圏を形成する。

2022年9月30日、ロシアが併合を宣言(2022年ロシアのウクライナ侵攻[3]

2023年9月8日、ロシアによる併合宣言後、初めてとなるロシア統一地方選挙。ロシア軍の占領地域でも投票が行われた[6]

人口

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2001年ウクライナ国勢調査によるデータ。

  • 総人口1,929,200人[7]
  • 都市人口1,458,200人(76%);農村人口:471,000人(24%)[8]
  • 性別人口:男性886,600人(46%);女性1,042,600人(54%)[9]
民族構成[10]
ウクライナ人
  
1,364,100人 (70.8%)
ロシア人
  
476,800人 (24.7%)
ブルガリア人
  
27,700人 (1.4%)
ベラルーシ人
  
12,600人 (0.7%)
アルメニア人
  
6,400人 (0.3%)
タタール人
  
5,100人 (0.3%)
ユダヤ人
  
4,300人 (0.2%)
グルジア人
  
3,800人 (0.2%)

脚注

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  1. ^ 桑本太 (25 February 2022). “キエフにミサイル攻撃か 迫るロシア軍、近郊の空港制圧”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB253B80V20C22A2000000/ 25 February 2022閲覧。 
  2. ^ 9〜11日の宇南部ザポリッジャ市への露軍ミサイル攻撃による死者23名”. Ukrinform (2022年10月11日). 2022年11月3日閲覧。
  3. ^ a b “プーチン大統領 ウクライナ4州の併合 一方的に宣言か”. NHK NEWS WEB. (2022年9月30日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220930/k10013844061000.html 2022年10月1日閲覧。 
  4. ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、186頁。ISBN 9784562049318 
  5. ^ ウクライナに抑留の元日本兵 ロシア侵攻で今訴えたいこと(NHK首都圏ナビ、2022年)
  6. ^ ウクライナ、ロシアによる占領地での「偽の選挙」非難”. AFP (2023年9月8日). 2023年9月9日閲覧。
  7. ^ ウクライナ国立統計委員会 (2001年12月5日). “2001年ウクライナ国勢調査。ウクライナの総人口” (ウクライナ語). 2011年12月14日閲覧。
  8. ^ ウクライナ国立統計委員会 (2001年12月5日). “2001年ウクライナ国勢調査。ウクライナの都市人口・農村人口” (ウクライナ語). 2011年12月14日閲覧。
  9. ^ ウクライナ国立統計委員会 (2001年12月5日). “2001年ウクライナ国勢調査。ウクライナの性別人口” (ウクライナ語). 2011年12月14日閲覧。
  10. ^ ウクライナ国立統計委員会 (2001年12月5日). “2001年ウクライナ国勢調査。地域別民族構成” (ウクライナ語). 2011年12月14日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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