コンテンツにスキップ

カンデラ毎平方メートル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンデラ毎平方メートル
ニト
記号 cd/m2, nt
国際単位系(組立単位)
輝度
定義 1 m²の平面光源の光度がその平面と垂直な方向において1 cdであるとき、その方向における輝度
テンプレートを表示

カンデラ毎平方メートル(カンデラまいへいほうメートル、記号; cd/m²)は、国際単位系(SI)における輝度単位である。

1カンデラ毎平方メートルは、1平方メートルの平面光源の光度がその平面と垂直な方向において1カンデラであるときの、その方向における輝度と定義される。

国際単位系においては固有の名称はつけられていないが、この単位にはニト(nit, 記号: nt)という別名がある。ニトは、ラテン語で「輝き」を意味するnitorに由来する。

SIの光の単位

[編集]

測光量 SI単位 備考
名称 記号
光度エネルギー ルーメン lm⋅s 放射量における放射エネルギー
光束 ルーメン(またはカンデラステラジアン lm 放射量における放射束
光度 カンデラ cd 放射量における放射強度
輝度 カンデラ毎平方メートル cd/m2 放射量における放射輝度
照度 ルクス(またはルーメン毎平方メートル) lx 放射量における放射照度
光束発散度 ルクス(またはルーメン毎平方メートル) lx 放射量における放射発散度
視感効果度 ルーメン毎ワット lm/W
発光効率 ルーメン毎ワット lm/W ランプ効率とも呼ぶ