アヤンナ・プレスリー
アヤンナ・プレスリー | |
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生年月日 | 1974年2月3日(50歳) |
出生地 | アメリカ合衆国 コネチカット州 オハイオ |
出身校 | ボストン大学 |
所属政党 | 民主党 |
公式サイト | [House website ] |
選挙区 | マサチューセッツ州第7選挙区 |
在任期間 | 2019年1月3日 - 現職 |
ボストン市議会議員 | |
在任期間 | 2010年1月4日 - 2019年1月3日 |
アヤンナ・プレスリー(Ayanna Pressley 1974年2月3日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。マサチューセッツ州選出の民主党下院議員で、2020年現在数少ないアフリカ系女性議員の一人。
経歴
[編集]1974年、オハイオ州シンシナティ生まれ。大学卒業後、ジョン・ケリー上院議員やジョセフ・パトリック・ケネディ2世下院議員の事務所で働いていた後、ボストン市議会議員選挙に立候補し当選。2018年9月、中間選挙に向けたマサチューセッツ州の民主党予備選挙で、現職下院議員に勝利。同年行われた本選挙で当選し[1]、同州で初めてのアフリカ系アメリカ女性の下院議員に選ばれた。
主義・主張
[編集]トランプ大統領との対決姿勢
[編集]2018年の選挙戦を通じて、ドナルド・トランプ大統領を「人種差別主義者、女性差別主義者、本当に共感能力のない男」と批判を続けてきた。
2019年7月14日から翌日にかけて、トランプ大統領はツイッターで、民主党の非白人系の女性議員らを念頭に、「彼女らは文句しか言わない」、「彼女らは米国を嫌悪する人々だ」、「彼女たちは世界最悪で一番腐敗し、無能な国からやって来た」、文句があるなら「彼女たちがやってきた完全に破綻した犯罪が蔓延する国に帰って、その国をなんとかしたらどうか」などとツイート[2][3]。この時点で特定の議員名を名指した発言ではなかったが、アヤンナ・プレスリーはイルハン・オマル、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス、ラシダ・タリーブの4人で記者会見を開き、トランプ大統領の発言について批判を行った[4][5][6]。
私生活
[編集]2020年1月16日、ニュースサイト「The Root」で、自分が脱毛症であること、そしてウイッグをとった姿を公開した[7][8]。彼女のゴージャスなセネガルツイストやブレイドはボストン市議時代からのトレードマークであり、個人的なアイデンティティーだけではなく政治的なスタンスのシンボルでもあったが、2019年秋のトランプ大統領弾劾追訴の前日には完全に髪の毛を失ったという。脱毛症と共に生きる自分を伝えたいと公表した彼女のツイートに、多くの共感が寄せられた[9]。
脚注
[編集]- ^ “アフリカ系女性が州初の連邦下院議員へ 米マサチューセッツ州民主党予備選”. BBC (2019年9月6日). 2019年7月26日閲覧。
- ^ Trump, Donald J. (2019年7月14日). “So interesting to see “Progressive” Democrat Congresswomen, who originally came from countries whose governments are a complete and total catastrophe, the worst, most corrupt and inept anywhere in the world (if they even have a functioning government at all), now loudly......” (英語). @realDonaldTrump. 2020年4月29日閲覧。
- ^ “「米国が嫌なら出て行け!」トランプ大統領の人種差別発言は焦りの裏返しか 来年の大統領選再選に暗雲(木村正人) - Yahoo!ニュース”. Yahoo!ニュース 個人. 2020年4月29日閲覧。
- ^ “トランプ氏の「国に帰れ」発言、メルケル首相が批判”. 朝日新聞デジタル (2019年7月17日). 2019年7月26日閲覧。
- ^ “トランプ氏、今度は「嫌なら出ていけ」 非白人系女性議員ら反論、与党からも批判” (2019年7月16日). 2019年7月24日閲覧。
- ^ “米民主党ベテラン議員はトランプの人種差別発言をどう捉えているのか?”. WEDGE Infinity(ウェッジ) (2019年8月13日). 2020年4月29日閲覧。
- ^ “Exclusive: Rep. Ayanna Pressley Reveals Beautiful Bald Head and Discusses Alopecia for the First Time” (英語). The Glow Up. 2020年4月29日閲覧。
- ^ “私は脱毛症。髪型で人々を勇気付けてきた議員の告白が、人々の心を打った。”. ハフポスト (2020年1月17日). 2020年4月29日閲覧。
- ^ “'Freed From The Secret': Rep. Ayanna Pressley Opens Up About Living With Alopecia” (英語). NPR.org. 2020年4月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- Ayanna Pressley (@ayannapressley) - X(旧Twitter)