コンテンツにスキップ

だまされて貰います

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
だまされて貰います
監督 坪島孝
脚本 田波靖男
製作 渡辺晋田波靖男
音楽 萩原哲晶
撮影 上田正治
編集 広瀬千鶴
製作会社 東宝
渡辺プロダクション
製作協力
ジャック・プロダクション
近代放映
配給 東宝
公開 日本の旗 1971年4月29日
上映時間 97分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 クレージーの大爆発
テンプレートを表示

だまされて貰います』(だまされてもらいます)は、1971年(昭和46年)に製作されたクレージーキャッツ主演による日本の映画である。東宝クレージー海外ロケ作品第5弾、「作戦シリーズ」最終作。クレージーのメンバー全員(71年1月にクレージーを脱退した石橋エータローを除く)が顔を揃えた、東宝クレージー映画における最後の作品でもある。併映作品は『喜劇 昨日の敵は今日も敵』(監督:前田陽一、主演:堺正章)。

概要

[編集]

日本一のワルノリ男』に続き、本作においても、宣伝面においては“クレージー勢揃い”以上に植木等加藤茶のコンビ中心の作品であることを前面に押し出している(企画段階当初のタイトルは『植木等・加藤茶のなんでもやらせて貰います』であった)。

クレージー黄金作戦』で訪れたハワイロサンゼルスラスベガスに加え、本作ではニューヨークでもロケを敢行した。

劇中、植木等と谷啓がデュエットする「カモン!ニューヨーク」では、ジャズ世代である二人がハードなロック・ナンバーを歌いこなしている。

ストーリー

[編集]

詐欺師・伊賀良太郎は、東北新幹線建設事業の下検分だと言って東北地方の片田舎町の村長や忠作を騙し、また一儲け。しかも忠作が思いを寄せていた花子も良太郎は連れ去る。東京へやって来た良太郎は、水をガソリンに変える発明に熱中する早川源内とその妹、光子に出会う。良太郎はこの発明を利用してまたも詐欺を企むが、そこへ「エンパイヤ・アマルガム・テクニクス社」のジョージ広田という男が現れ、その発明を持ってアメリカへ来てほしいと持ちかけられる。

スタッフ

[編集]

キャスト

[編集]

挿入歌

[編集]
「最後の一時間」
作詞:なかにし礼
作曲:中村泰士
歌:園まり
「カモン!ニューヨーク」
作詞:田波靖男
作曲:萩原哲晶
歌:植木等・谷啓

ビデオソフト化・再放送

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 「1981年東宝ビデオ総合カタログ」1981年、東宝株式会社、p13

外部リンク

[編集]