高山喜六
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高山 喜六(たかやま きろく、1894年(明治27年)5月3日 - 1938年(昭和13年)4月13日)は、日本の杖術家。玄洋社の一員でもあった。(生年月日出典:『昭和十年武道範士教士錬士名鑑』昭和10年3月5日発行、大日本武徳会本部雑誌部、没年月日出典:福岡農士学校月報『愛日』昭和13年5月号第5巻第5号)
福岡県宗像郡勝浦村(現在の福津市)出身 [1]。白石範次郎より神道夢想流杖術を学んだ
師の白石の死後の1929年(昭和4年)、福岡市大学通3丁目5の自宅に「福岡道場」を開き、兄弟弟子の清水隆次、乙藤市蔵らと神道夢想流杖術を指導した。
安岡正篤、松本学らの支援を受け、杖術の普及に努めたが、過労から心臓麻痺で行年45歳で急逝した。
1938年(昭和13年)4月15日に火葬場にて火葬。19日に葬儀執行、福岡市蓮池善導寺には参列者400を超える盛葬であった。高山喜六先生の余徳の程が偲ばれる。(出典:福岡農士学校月報『愛日』昭和13年5月号第5巻第5号)
脚注
参考文献
- 米野光太郎 監修・松井健二 編著 『改訂 杖道入門』 体育とスポーツ出版社 2004年