コンテンツにスキップ

イトヒメハギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イトヒメハギ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: マメ目 Fabales
: ヒメハギ科 Polygalaceae
: ヒメハギ属 Polygala
: イトヒメハギ P. tenuifolia
学名
Polygala tenuifolia
和名
イトヒメハギ

イトヒメハギ(糸姫萩、学名:Polygala tenuifolia)はヒメハギ科多年草

中国東部から東北部原産。花期は5-7月頃で淡藍色の花を咲かせる。

生薬

[編集]

開花期の根は遠志オンジ)という日本薬局方に収録された生薬であり、去痰作用がある。帰脾湯、加味帰脾湯、人参養栄湯などの漢方方剤に使われる。脳の記憶機能を活性化し、中年期以降の物忘れを改善する効果もある[1]

出典

[編集]