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== 現橋の諸元 == |
== 現橋の諸元 == |
2024年1月9日 (火) 12:56時点における最新版
鹿本橋(しかもとばし、ししもとばし[1])は、新中川に架かる橋のひとつで、東岸の東京都江戸川区鹿骨六丁目と西岸の松本二丁目を結び、鹿骨街道(江戸川区道)を通す。
歴史
[編集]1954年(昭和29年)[1][2]新中川開削工事に伴い架橋。1969年(昭和44年)歩道橋(鹿本人道橋)が上流側に設置された[3]。
2024年(令和6年)1月9日より人道橋化に伴う工事のため、車両通行止めとなっている[4]。
現橋の諸元
[編集]- 形式 – 単純プレートガーダー桁橋
- 橋長 – 118.4 m
- 支間数 – 5
- 幅員 – 8.5 m(車道:6.0 m 歩道:2.5 m)
現状
[編集]架橋後40余年が経過し、交通量の増加等で老朽化が進み、補修・補強が繰り返されている。
また、両岸の取付道路は急カーブしているため交通事故が発生しやすく、橋の幅員も狭いため通行の支障となっていたが、上流側に近接する都市計画道路補助第288号線と鹿骨新橋の開通により、鹿本橋の交通量は減少した。
かつて鹿本橋は路線バス(京成バス)が通っていたが、現在は鹿骨新橋を通るルートに変更された。
整備計画
[編集]鹿本橋は、新中川橋梁整備計画の対象橋梁だが、江戸川区の厳しい財政事情により当分は耐震補強等を施し、橋梁を維持するとしている。今後の財政状況を考慮の上で、事業化を進めていく。
整備される鹿本橋は、新中川を斜めに渡河する形で架け替えられる。これによって両岸の道路も直線化され円滑な交通に改善される。
デザインイメージ
[編集]「水と橋の公園」をテーマに中流域の利用拠点として、河川敷と鹿骨新橋を含め水辺と一体となった整備が行われる。
鹿本橋は、ゆるやかな曲線を用い視覚的に柔らかい印象となるよう、親しみやすい公園橋としてのイメージを、花と緑をモチーフに演出される。
整備される橋の概略
[編集]周辺
[編集]- 江戸川区立鹿骨小学校
- 鹿本通り
- 環七通り
- 東京都農林総合研究センター江戸川分場
- 東京都中央農業改良普及センター東部分室
- 江戸川区鹿骨区民館
隣の橋
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 鹿本橋1954- - 土木学会付属土木図書館、2018年6月24日閲覧。
- ^ 江戸川区の『江戸川区の橋(3)新中川・新川の橋』では1955年架橋と記されている。
- ^ “江戸川区の橋(3)新中川・新川の橋” (PDF). 江戸川区(江戸川区郷土資料室) (2014年10月21日). 2018年6月27日閲覧。
- ^ “鹿本橋が車両通行止めになります”. 江戸川区 (2023年12月15日). 2024年1月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新中川に架かる橋(その2) - コスモ技研
座標: 北緯35度42分45.6秒 東経139度52分57.3秒 / 北緯35.712667度 東経139.882583度