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「長野自動車道」の版間の差分

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筑北スマートIC 12月17日供用開始予定
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* [[2012年]](平成24年)[[10月7日]] : 豊科ICから「安曇野IC」にIC名称変更。
* [[2012年]](平成24年)[[10月7日]] : 豊科ICから「安曇野IC」にIC名称変更。
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== 路線状況 ==
== 路線状況 ==

2023年11月8日 (水) 11:48時点における版

高速自動車国道
(有料)
長野自動車道
E19 長野自動車道
地図
地図
路線延長 75.8 km
制定年 1988年昭和63年)
開通年 1986年(昭和61年) - 1993年平成5年)
起点 長野県岡谷市岡谷JCT
主な
経由都市
塩尻市松本市安曇野市
終点 長野県千曲市更埴JCT
接続する
主な道路
記法
E19 / E20 中央自動車道
E67 中部縦貫自動車道(事業中)
E18 上信越自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

長野自動車道(ながのじどうしゃどう、英語: NAGANO EXPWY[1])は、長野県岡谷市岡谷ジャンクション (JCT) から長野県千曲市更埴JCTに至る高速道路である。略称長野道(ながのどう)。

高速道路ナンバリングによる路線番号は、中央自動車道(岡谷JCT - 小牧JCT間)とともに 「E19」が割り振られている[2]

概要

長野県中央部を縦断する高速道路であり、概ね国道19号と並走している。長野県南部の中央自動車道と北部の上信越自動車道を連絡しており、東海地方や中央道沿線と北陸地方を結ぶ役割を果たしている。また、北関東自動車道の全線開通後は、東北・北関東方面と東海関西方面を、東京都内を経由せずに高速道路のみで往来できるルートとして重要度が増した。

岡谷JCT付近

法律上の正式な路線名は、中央自動車道長野線である。中央自動車道長野線は、東京都杉並区から長野県長野市に至る路線であり、東京都杉並区 - 山梨県大月市中央自動車道富士吉田線と、東京都杉並区 - 長野県岡谷市は中央自動車道西宮線と、さらに長野県千曲市 - 長野県長野市は関越自動車道上越線と重複している。重複している区間は、中央道、上信越道として開通しているため、長野道は中央自動車道長野線のうち、それらの残余の区間ということができる。

日本道路公団が建設・管理していたが、2005年10月1日道路関係四公団民営化以降、岡谷JCT - 安曇野インターチェンジ (IC)(安曇野ICを含む、民営化時は豊科IC)間を中日本高速道路(NEXCO中日本)が、安曇野IC - 更埴JCT間を東日本高速道路(NEXCO東日本)が管理している。

インターチェンジなど

IC
番号
施設名 接続路線名 岡谷JCT
から

(km)
BS 備考 所在地
21 岡谷JCT E19 / E20 中央自動車道 0.0 - 岡谷市
1 岡谷IC/
岡谷(今井)BS
国道20号
下諏訪岡谷バイパス
3.7
- みどり湖PA - 8.4 塩尻市
2 塩尻IC 国道20号(塩尻バイパス 10.9 BSは休止中
- 広丘野村BS - 14.1
3 塩尻北IC 県道27号松本空港塩尻北インター線 17.6 BSは休止中
- 神林BS - 21.0 松本市
- 松本JCT E67 中部縦貫自動車道
松本波田道路
22.6 - 事業中[3]
4 松本IC 国道158号 25.8
4-1 梓川SA/SIC 県道48号松本環状高家線(下り線) 29.1 長野・上田方面
29.9 東京・名古屋方面 安曇野市
5 安曇野IC 県道57号安曇野インター堀金線 33.1
- 安曇野北IC 松本糸魚川連絡道路[4] 計画中
- 明科BS - 36.5
- 四賀BS/緊急進入路 - 40.5 一般車進入禁止 松本市
- 本城BS/筑北SIC/緊急進入路 - 47.3 一般車進入禁止
BSは2020年12月31日廃止[5]
SICは2023年12月17日供用開始予定[6]
東筑摩郡 筑北村
- 坂北BS - 51.5
- 筑北PA - 52.8
麻績村
6 麻績IC 国道403号 56.3
6-1 姨捨SA/SIC 63.6 SICは松本方面への出入口のみ 千曲市
7 更埴IC 国道18号
上田篠ノ井バイパス
74.9
12 更埴JCT E18 上信越自動車道(藤岡・東京方面) 75.8 -
E18 上信越自動車道(上越方面)
  • 姨捨SA - 更埴ICにはチェーン脱着場(チェーンベース)が1か所ある。

歴史

各年ごとの開通区間
1986(3月)岡谷JCT - 岡谷IC
1987
1988(3月)岡谷IC - 松本IC
(8月)松本IC - 豊科IC
1989
1990
1991
1992
1993(3月)豊科IC - 更埴JCT
  • 1986年昭和61年)3月25日 : 岡谷JCT - 岡谷IC間が中央道扱いとして開通。
  • 1988年(昭和63年)
    • 3月5日 : 岡谷IC - 松本IC間開通。岡谷JCT - 岡谷IC間を長野道に編入。
    • 8月3日 : 松本IC - 豊科IC(現・安曇野IC)間開通。
  • 1993年平成5年)3月25日 : 豊科IC - 更埴JCT間開通によって全線開通し、上信越道と接続[7]
  • 2005年(平成17年)10月1日 : 日本道路公団民営化に伴い岡谷JCT - 豊科IC間はNEXCO中日本、豊科IC - 更埴JCT間はNEXCO東日本にそれぞれ継承。
  • 2006年(平成18年)10月1日 : 姨捨スマートIC供用開始。
  • 2010年(平成22年)11月27日 : 梓川スマートIC供用開始。
  • 2012年(平成24年)10月7日 : 豊科ICから「安曇野IC」にIC名称変更。
  • 2018年(平成30年)6月1日 : 姨捨スマートICの利用可能時間帯が24時間に拡大される[8]
  • 2023年令和5年)12月17日 : 筑北スマートIC供用開始予定[6]

路線状況

車線・最高速度

区間 車線 最高速度 設計速度 備考
上下線 上り線 下り線 大型貨物
三輪牽引
左記を除く車両
岡谷JCT - 塩嶺TN 4 2 2 70 km/h
(指定)
80 km/h
塩嶺TN - 塩尻IC 80 km/h 80 km/h
塩尻IC - 安曇野IC 100 km/h 100 km/h
安曇野IC - 更埴JCT 80 km/h 80 km/h

道路施設

サービスエリア・パーキングエリア

売店は筑北パーキングエリア (PA) を除く全てのエリアに設置されている。レストランは全てのサービスエリアに設置されているが、ガソリンスタンドは梓川SA(上下線とも24時間営業)のみに設置されている。

24時間営業の売店があるエリアは梓川サービスエリア (SA) のみである。

主なトンネルと橋

区間 名称 長さ(上り線) 長さ(下り線)
岡谷JCT - 岡谷IC 岡谷高架橋 593 m 578.3 m
岡谷トンネル 1,386 m 1,450 m
岡谷IC - 塩尻IC 塩嶺トンネル 1,707 m 1,800 m
安曇野IC - 麻績IC 犀川橋 658.0 m 654.0 m
明科トンネル 2,536 m 2,512 m
立峠トンネル 3,598 m 3,629 m
麻績IC - 更埴IC 麻績トンネル 570 m 601 m
一本松トンネル 3,203 m 3,191 m
千曲川橋 532.7 m 532.7 m
トンネルの数
区間 上り線 下り線
岡谷JCT - 岡谷IC 1 1
岡谷IC - みどり湖PA 1 1
みどり湖PA - 安曇野IC 0 0
安曇野IC - 筑北PA 2 2
筑北PA - 麻績IC 0 0
麻積IC - 姨捨SA 2 2
姨捨SA - 更埴IC 5 5
更埴IC - 更埴JCT 0 0
合計 11 11

道路管理者

ハイウェイラジオ

  • 塩尻(塩尻IC - 塩尻北IC)

当自動車道で唯一のハイウェイラジオであり、放送区間はNEXCO中日本八王子支社管内にある。安曇野ICを境に安曇野ICを含まない更埴方面はNEXCO東日本関東支社の管轄となっているが、関東支社管内にハイウェイラジオの放送区間は、設置されていない。

交通量

24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 平成11(1999)年 平成17(2005)年度 平成22(2010)年度 平成27(2015)年度 令和3(2021)年度
岡谷JCT - 岡谷IC 39,893 43,549 43,059 49,299 39,592
岡谷IC - 塩尻IC 40,356 44,202 44,775 50,688 40,872
塩尻IC - 塩尻北IC  36,477 39,555 40,459 46,179 36,891
塩尻北IC - 松本IC 32,927 35,473 36,528 41,746 33,700
松本IC - 梓川SASIC 31,505 33,864 35,085 40,014 32,938
梓川SASIC - 安曇野IC 38,899 31,604
安曇野IC - 麻績IC 24,370 27,132 28,826 31,913 25,661
麻績IC - 姨捨SA/SIC 23,849 26,679 28,462 31,791 25,931
姨捨SA/SIC - 更埴IC 26,390 27,700 30,833 24,887
更埴IC - 更埴JCT 23,316 26,789 29,596 32,575 26,540

(出典:「平成17年度 道路交通センサス一般交通量調査結果関東地方整備局ホームページ)「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

2003年度JH年報

  • 2002年度日平均交通量 : 30,347台(前年度比98.5%)
    • 最大 : 岡谷IC - 塩尻IC : 41,974台(99.1%)
    • 最小 : 更埴IC - 更埴JCT : 24,285台(98.5%)

地理

通過する自治体

接続する高速道路

終点の更埴JCTは開通時期の関係から長野道と上信越道の上越JCT方面が本線となっており(中央分離帯にそれを示す 標識も設置されている)、上信越道の藤岡JCT方面が分岐・合流する形になっている。

脚注

  1. ^ Japan's Expressway Numbering System” (PDF). Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism. 2022年4月4日閲覧。
  2. ^ 「高速道路ナンバリングの導入について」(平成29年2月14日付け国道企第55号)、国土交通省道路局長通知、2017年2月14日
  3. ^ 高規格幹線道路 中部縦貫自動車道 松本波田道路”. 国土交通省関東地方整備局 長野国道事務所. 2021年10月5日閲覧。
  4. ^ 新規事業採択時評価結果(令和4年度新規事業化箇所)” (PDF). 国土交通省道路局. 2022年3月28日閲覧。
  5. ^ 【E19】長野自動車道 本城バス停留所の廃止について”. 筑北村・東日本高速道路株式会社 (2020年12月1日). 2021年1月1日閲覧。
  6. ^ a b E19長野自動車道「筑北スマートインターチェンジ」令和5年12月17日(日)15時に開通します。” (PDF). 筑北村・東日本高速道路株式会社 (2023年11月8日). 2023年11月8日閲覧。
  7. ^ “3月25日開通決定 道路公団 長野県内の2区間”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年2月13日) 
  8. ^ E19長野自動車道 姨捨スマートICは6月1日(金)から24時間のご利用が可能となります”. 東日本高速道路株式会社 (2018年5月22日). 2018年5月22日閲覧。
  9. ^ 令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について” (PDF). 国土交通省 道路局 (2020年10月14日). 2021年4月27日閲覧。

関連項目

外部リンク