浅間園のソースを表示

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{{Otheruses|長野原町によって運営されている浅間山麓の公園|株式会社プリンスホテルによって運営されている公園|鬼押出し園}}
{{公園
|名称 = 長野原町営浅間園
|英語名称 = 
|画像 = ASAMA Volcano Museum 2017-04.jpg
|画像キャプション =旧浅間火山博物館入口。現在は施設は閉鎖されている。
|国 = 
|都市 = 群馬県嬬恋村大字鎌原字モロシコ1053-26
| 緯度度 = 36 |緯度分 = 26 |緯度秒 = 20
| 経度度 = 138 |経度分 = 32 |経度秒 = 5
|分類 = 
|面積 = 
|前身 = 
|開園 = 
|運営者 = 長野原町
|年来園者数 = 
|現況 = 
|設備・遊具 = 
|駐車場 = あり（無料）
|バリアフリー = 
|建築家と技術者 = 
|告示 = 
|事務所 = 
|事務所所在地 = 
|アクセス = 
|備考 = 
|公式サイト = [http://www.asamaen.tsumagoi.gunma.jp/ www.asamaen.tsumagoi.gunma.jp]
}}
'''浅間園'''（あさまえん）は、[[群馬県]][[吾妻郡]][[嬬恋村]][[大字]][[鎌原]]に位置する[[長野原町]]立の[[公園]]である。鬼押出しの奇勝を遊覧する施設として、設置されている。以前は長野原町の観光施設事業として[[地方公営企業法]]が適用されていた<ref>[http://www.town.naganohara.gunma.jp/reiki_int/reiki_honbun/e245RG00000417.html 長野原町公営企業の設置等に関する条例]</ref>が、現在は地方自治法第244条の2第1項に基づき公の施設として管理されている<ref name="zyourei">[https://www1.g-reiki.net/naganohara/reiki_honbun/e245RG00000804.html 長野原町営浅間園の設置及び管理に関する条例]</ref>。条例に基づく名称は'''長野原町営浅間園'''。施設が嬬恋村に所在するのに長野原町立であるの理由は、現地が長野原町の町有地であるため。このため、条例<ref name="zyourei"　/>においても所在地が「嬬恋村大字鎌原字モロシコ1,053番地26」と明記されているにもかかわらず、HPの所在地は「〒377-1405　群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢」と表示されている。なお〒377-1405は長野原町北軽井沢の番号ではなく、嬬恋村大字鎌原字モロシコの番号である。[[1963年]]8月開設。

==概要==
[[File:Onioshidashi Lava flow.jpg|thumb|left|鬼押出し溶岩流の範囲]]
鬼押出しは、[[1783年]][[8月5日]]（[[天明]]3年[[7月8日_(旧暦)|7月8日]]）におきた[[浅間山]]の[[天明大噴火]]の際に噴出した[[溶岩流]]が凝固したものである（長さ5km・幅1〜2km・厚さ約30m）<ref>{{Cite web|和書|title=鬼押出しとは |url=https://kotobank.jp/word/%E9%AC%BC%E6%8A%BC%E5%87%BA%E3%81%97-823039 |website=[[コトバンク]] |access-date=2022-05-21 |language=ja}}</ref>。浅間山の前掛山噴火口から短時間に流出した大量の溶岩が火口から5.5km（水平距離）、広さ6.8km<sup>2</sup>（分布面積）、推定体積1.7×10<sup>8</sup>m<sup>3</sup>の規模で広がり、末端部では50m以上の厚さに達する塊状溶岩（主として[[安山岩]]）で構成されている。その姿がまるで[[鬼]]が押し出して作ったようだと言われた事から「鬼押出し」と命名されたといわれている。なお、[[英語]]でも「Onioshidashi lava flow」と表記されている。

鬼押出しの奇勝を遊覧する施設としては、北側に隣接して既に[[コクド|国土開発]]（のち「コクド」。[[西武グループ|西武鉄道グループ]]）が開発した[[鬼押出し園]]が所在していたが、重複する性格の施設が後発で設立された原因は、各地の観光開発で国土開発に対抗していた[[東京急行電鉄]]と[[東急観光]]、そして東急傘下にあった[[草軽交通|草軽電気鉄道]]が、[[北軽井沢]]の観光開発の見地から、現地に町有地を持っていた長野原町と提携したものである。いわば同時期の「[[箱根山戦争]]」の浅間山麓版が自治体ぐるみで展開されたと言える。一時は国土開発と長野原町が有料道路用地等の問題で紛争に至っており（のち和解）、隣接施設でありながら、それぞれに直結する連絡道路には相手方からはアクセスできない時期もあった。

このような経緯もあり浅間園は、隣接する鬼押出し園について一般には言及せず、公式には特段の案内も行っていない。これは鬼押出し園の側も同様である。なお鬼押出し付近を通る[[公共交通機関]]は以前は[[西武観光バス]]（旧・[[西武高原バス]]）のみで、もよりの同社の[[バス停留所]]「鬼押出し園」となるが、浅間園のHPのアクセス案内では記載がない。

園内には浅間山と[[火山]]の資料を集めた「浅間火山博物館」が設置されていたが、[[2021年]]閉館した（[[1967年]]創立<ref>{{Cite web|和書|title=浅間火山博物館とは |url=https://kotobank.jp/word/%E6%B5%85%E9%96%93%E7%81%AB%E5%B1%B1%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8-811268 |website=コトバンク |access-date=2022-05-21 |language=ja}}</ref>）。[[1955年]]に近くで行われた[[全日本オートバイ耐久ロードレース#第1回全日本オートバイ耐久ロードレース|第1回全日本オートバイ耐久ロードレース]]を記念して設置された[[オートバイ]]の資料館である「浅間記念館」が園内にあったが2021年4月に長野原町大字北軽井沢字砂塚2032番地23に所在する長野原町浅間牧場売店施設内に移転し、管理上も長野原町浅間記念館の設置及び管理に関する条例<ref>[https://www1.g-reiki.net/naganohara/reiki_honbun/e245RG00000804.html 長野原町浅間記念館の設置及び管理に関する条例]</ref>により管理されている。旧浅間記念館の施設は改修して浅間山北麓ビジターセンターが設置されている。他に[[キャンプ場]]などが併設されている。

==脚注==
<references/>

==外部リンク==
*[http://www.asamaen.tsumagoi.gunma.jp/ 長野原町営浅間園]

{{DEFAULTSORT:あさまえん}}
[[Category:群馬県の公園]]
[[Category:群馬県の自然景勝地]]
[[Category:長野原町の地理]]
[[Category:1963年開業の施設]]
[[Category:オートバイ]]
{{Pref-stub|pref=群馬県}}