LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
『LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』(ライアー/まっしろなはいになるまで、もやしつくせ)は、ポルノグラフィティの44作目のシングル。2016年11月9日[注釈 1]にSME Recordsよりリリースされた。
「LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」 | ||||||||||||||||||||
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ポルノグラフィティ の シングル | ||||||||||||||||||||
初出アルバム『BUTTERFLY EFFECT』 | ||||||||||||||||||||
A面 |
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B面 | Part time love affair | |||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP、ロック、ラテン (#1) | |||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||
レーベル | SME Records | |||||||||||||||||||
作詞・作曲 | ||||||||||||||||||||
プロデュース | 田村充義 | |||||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||
ポルノグラフィティ シングル 年表 | ||||||||||||||||||||
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概要
編集前作『THE DAY』から約5か月ぶりのリリース。
19thシングル『ジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY』以来となる両A面シングルである。なお、17thシングル『ネオメロドラマティック/ROLL』及び『ジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY』はダブルフェイスシングルと呼称されていたが、本作ではそのように呼称されることはなかった。
歌詞カードはその大半がオレンジのインクで印字されており、封入された赤シートをかざすと25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島東洋カープへのメッセージが浮かび上がるというギミックがある。
リリース形態
編集初回生産限定盤(CD+DVD)、通常盤(CD)の2形態でのリリース。
初回生産限定盤には2016年7月31日に出演した『SUPER SLIPPA 7 2016 TAIPEI SUPER SUMMER MUSIC FESTIVAL』より、「THE DAY」のライヴ映像が収録されたDVDが付属する。
ミュージックビデオ
編集MVでは「LiAR」が炎の世界、「真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」が光の世界でメンバーが荒々しく演奏するシーンが収められているが、どちらも同タイミングに同アングルで構成されており[注釈 2]、炎の世界と光の世界がシンクロする[2]。
10月25日には本作のリリースを記念した「特設キャンペーンサイト」が公開され[3]、特定のツイートの合計リツイート数に応じて、MVのメイキング映像といったシークレットコンテンツを視聴することができた[4][5]。
収録曲
編集# | タイトル | 作詞・作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「LiAR」 | 新藤晴一 | tasuku, Porno Graffitti | |
2. | 「真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」 | 岡野昭仁 | 江口亮, Porno Graffitti | |
3. | 「Part time love affair」 | 新藤晴一 | トオミ ヨウ, Porno Graffitti | |
合計時間: |
# | タイトル |
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1. | 「THE DAY (LIVE in SUPER SLIPPA 7 2016 TAIPEI SUPER SUMMER MUSIC FESTIVAL)」 |
楽曲解説
編集- LiAR
- ポルノグラフィティの真骨頂であるラテンテイストが散りばめられたロックナンバー[7][8]。
- 詞曲を手掛けた新藤は「『ポルノグラフィティとは?』という検証をしながら、『今この音を出す理由』みたいなものを混ぜ合わせて作っていった[7]」と振り返っており、曲自体は春頃に完成していたという[7]。その後、9月に『横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜』で先行披露され[7][9]、アレンジや歌詞を一部変更した上でシングル化された。
- 元々の歌い出しは「Baila Baila(ラテン語で"踊ろう"の意)」であったが、スペイン語で"私は踊る"を意味する「ジョバイロ」と被ることから「Liar Liar[注釈 3]」に変更された[7]。また、タイトル「LiAR」の"i"だけ小文字になっているのは、全大文字の「LIAR」というタイトルの曲が既にたくさんあるため、「ちょっと爪痕を残しておこう」「見分けがつくように」という新藤の意向からである[7]。
- 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
- 圧倒的な疾走感あふれるロックチューン[2]。
- 制作にあたり、ディレクターから「テンポが速くて言葉がたくさん詰まってて、迫ってくるような緊張感のある曲にトライしないか」という話があったという[11]。また、2016年7月に出演した『JOIN ALIVE 2016』を契機に、『SUPER SLIPPA 7 2016 TAIPEI SUPER SUMMER MUSIC FESTIVAL』『横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜』といったライヴで岡野が感じた気持ちが歌詞に込められている[7][11]。
- Part time love affair
Guest Musicians
編集- LiAR
- Bass: 山口寛雄
- Percussions: 三沢またろう
- Strings: 門脇ストリングス
- Voice: うぐいすガール
- Programming & All Other Instruments: tasuku
- 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
- Drums: ターキー
- Bass: 高間有一
- Programming & All Other Instruments: 江口亮(Stereo Fabrication of Youth)
- Part time love affair
- Programming & Wurlitzer,Clavinet: トオミ ヨウ
- Trumpet,Flugel Horn: 佐々木史郎
- Female Chorus: 渡部沙智子
収録作品
編集タイトル | 収録作品 |
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LiAR |
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真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ |
|
Part time love affair |
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脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ|ポルノグラフィティ”. ORICON STYLE. オリコン. 2016年11月23日閲覧。
- ^ a b “ポルノグラフィティ、両A面シングルMVはシンクロした2本立て”. BARKS (2016年10月25日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ “ポルノグラフィティ 公式 (@pg_koushiki)”. Twitter (2016年10月24日). 2023年9月1日閲覧。
- ^ “ポルノグラフィティ 公式 (@pg_koushiki)”. Twitter (2016年10月25日). 2023年9月1日閲覧。
- ^ “ポルノグラフィティ 公式 (@pg_koushiki)”. Twitter (2016年11月7日). 2023年9月1日閲覧。
- ^ “ポルノ新作は両A面、昭仁&晴一それぞれの作詞作曲ナンバー収録”. 音楽ナタリー. (2016年10月13日) 2016年11月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g “ポルノグラフィティ 王道の両A面シングル、その全てを語る”. rockinon.com (2016年11月24日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ “ポルノグラフィティ、両A面シングル「LiAR / 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」のビデオクリップが遂に解禁!”. POPSCENE (2016年10月25日). 2023年9月1日閲覧。
- ^ “ポルノグラフィティ、3万の光で“道”を照らした「横浜ロマンスポルノ」”. 音楽ナタリー (2016年9月12日). 2023年1月2日閲覧。
- ^ “ポルノグラフィティ、新作「LiAR / 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」のビデオクリップ解禁 “炎” “光”の世界がシンクロ”. エンタメ特化型情報メディア スパイス (2016年10月25日). 2023年1月2日閲覧。
- ^ a b “【ポルノグラフィティインタビュー】余裕よりも必要なもの「燃え尽きるまでやって、初めて伝わることがある」”. ORICON NEWS (2016年9月10日). 2020年8月16日閲覧。