国分駐屯地
鹿児島県にある陸上自衛隊の駐屯地
座標: 北緯31度43分24.4秒 東経130度45分6.8秒 / 北緯31.723444度 東経130.751889度
国分駐屯地(こくぶちゅうとんち、JGSDF Camp Kokubu)は、鹿児島県霧島市国分福島二丁目に所在し、第12普通科連隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
国分駐屯地 | |
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陸上自衛隊国分駐屯地の正門 | |
位置 | |
所在地 | 鹿児島県霧島市国分福島二丁目4番14号 |
座標 | |
概要 | |
駐屯地司令 | 第12普通科連隊長 |
主要部隊 |
第12普通科連隊 第8後方支援連隊第2整備大隊 西部方面混成団第113教育大隊 第364会計隊 第319基地通信中隊国分派遣隊 第135地区警務隊国分派遣隊 国分駐屯地業務隊 |
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開設年 | 1944年 |
概要
編集九州最南端の駐屯地であり、薩摩半島・大隅半島の中間点で且つ交通結節点(同駐屯地を中心に半径25km以内に主要な陸海自施設が存在し、緊要な地点には自動車で約2時間以内に展開できる)に位置し、国際海峡(特定海域)でもある大隅海峡もあり、ちょうど青森駐屯地と同じ役割を持った、南九州地区の防衛の要衝である。また、警備区域内に離島を多数抱える駐屯地でもある。
駐屯地司令は、第12普通科連隊長が兼務。最寄の演習場は、福山演習場と佐多射撃場及び霧島演習場。東北東約6kmの位置に200m級射撃場がある。
沿革
編集日本海軍
- 1943年(昭和18年):海軍飛行場「第一国分基地」が建設開始。出水海軍航空隊の分遣隊が駐留。
- 1944年(昭和19年):滑走路が完成、国分海軍航空隊に改組。主に「彗星」爆撃隊の基地となる。沖縄戦(菊水作戦)では、海軍の特攻基地の一つにもなる。
陸上自衛隊国分駐屯地
駐屯部隊
編集西部方面隊隷下部隊
編集- 第8師団
- 西部方面混成団
- 第113教育大隊
- 西部方面システム通信群
- 第102基地システム通信大隊
- 第319基地通信中隊
- 国分派遣隊
- 第319基地通信中隊
- 第102基地システム通信大隊
- 西部方面会計隊
- 第364会計隊
- 国分駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
編集- 警務隊
- 西部方面警務隊
- 第135地区警務隊
- 国分派遣隊
- 第135地区警務隊
- 西部方面警務隊
- 陸上自衛隊中央輸送隊
- 第5方面分遣隊
- 第3端末地業務班
- 第5方面分遣隊
最寄の幹線交通
編集重要施設
編集- 南九州変電所(超高圧変電所)(伊佐市)
- 新鹿児島変電所(一次変電所)(鹿児島市)
- 霧島変電所(一次変電所)(霧島市)
- 大隅変電所(一次変電所)(肝属郡東串良町)
- 高野系統開閉所(曽於市)
- 志布志国家石油備蓄基地(平成16年(2004年)1月現在:備蓄施設容量約500万kl中約438万klを備蓄)(肝属郡東串良町、肝付町)
- 新日本石油基地㈱喜入備蓄基地(世界最大級の原油の中継備蓄基地。備蓄施設容量約735万㎘中約500万㎘を備蓄。そのうち国家備蓄が約250万㎘)(鹿児島市)
- 種子島宇宙センター(宇宙航空研究開発機構(JAXA)。日本最大の宇宙開発施設)(熊毛郡南種子町)
- 増田宇宙通信所(宇宙航空研究開発機構(JAXA)。衛星管制・ロケット追跡施設)(熊毛郡中種子町)
- 内之浦宇宙空間観測所(宇宙航空研究開発機構(JAXA)。科学観測用衛星の打ち上げと追跡・管制施設)(肝属郡肝付町)
- 西之表港、名瀬港(重要港湾)
- 種子島空港、屋久島空港、奄美空港、喜界空港、徳之島空港、沖永良部空港、与論空港、薩摩硫黄島飛行場(第三種空港)
- 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)
- 海上自衛隊奄美基地(大島郡瀬戸内町)
- 鹿児島県漁業無線局(鹿児島市) 東京VOLMET放送など航空交通・国際報道回線上重要な無線局
- 新日本科学鹿児島本社安全性研究所(霊長類を用いた前臨床試験の研究機関)(鹿児島市)
スポーツ
編集脚注
編集- ^ 自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和30年11月1日政令第292号)
- ^ 南日本新聞2013年12月26日号17面
- ^ “38回富士登山駅伝総合 - 御殿場市陸上競技協会”. 御殿場市陸上競技協会. 2023年4月24日閲覧。
- ^ “39回富士登山駅伝総合 - 御殿場市陸上競技協会”. 御殿場市陸上競技協会. 2023年4月24日閲覧。
外部リンク
編集- 陸上自衛隊:国分駐屯地
- 陸上自衛隊国分駐屯地 (@CampKokubu) - X(旧Twitter)