勝幡駅
愛知県愛西市にある名古屋鉄道の駅
勝幡駅(しょばたえき)は、愛知県愛西市勝幡町にある、名鉄津島線の駅である。駅番号はTB05。
勝幡駅 | |
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南口駅舎(2024年1月) | |
しょばた SHOBATA | |
◄TB04 青塚 (1.7 km) (1.2 km) 藤浪 TB06► | |
所在地 | 愛知県愛西市勝幡町五俵入2266番地4 |
駅番号 | TB 05 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 津島線 |
キロ程 | 9.0 km(須ヶ口起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
3,641人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)1月23日 |
備考 |
* 無人駅(自動券売機 有) 駅集中管理システム導入駅 |
全ての旅客列車が停車する。
歴史
編集- 1914年(大正3年)1月23日 - 開業する。
- 1925年(大正14年)1月 - 初代駅舎が竣工する[1]
- 1983年(昭和58年)9月28日 - 跨線橋の供用を開始する[1][2]。
- 2001年(平成13年)10月1日 - 特急停車駅となる。
- 2005年(平成17年)7月14日 - 無人化[3]。トランパスおよび駅集中管理システムを導入[4]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」のサービス開始に伴い、当駅でも供用を開始する。
- 2012年(平成24年)2月29日 - 「トランパス」のサービス終了に伴い、当駅でも供用を終了する。
- 2014年(平成26年)3月2日 - 南口駅舎完成[5]。
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北口にあった旧駅舎
(2012年8月)
駅構造
編集相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、ホームの有効長は津島方面が6両分、名古屋方面が8両分である。駅舎は上り線側にあり、改札口は駅舎内の1箇所(北改札口)のみであったが、2009年から進められた駅周辺整備事業の一環として、北側駅舎の建て替えおよび南側駅舎の新設が行われ、2014年(平成26年)3月24日に完工式が行われた[6]。跨線橋が設置されているが、エレベーターなどの昇降設備は設置されていない[7]ほか、ホームの嵩上げがなされていないなど、バリアフリー対応は不十分である[独自研究?]。
自動券売機は各改札口付近に1台設置されている(継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、支払方法は現金に限られる)。
2005年(平成17年)7月13日まで有人駅であったが、翌日より駅集中管理システム(管理駅は須ヶ口駅[8])が導入され、無人駅となった。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | TB 津島線 | 下り | 津島・弥富方面[9] |
2 | 上り | 須ケ口・名鉄名古屋・金山方面[9] |
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北口駅舎
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ホーム
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駅名標
配線図
編集 ← 津島・ 弥富方面 |
→ 須ヶ口・ 名古屋方面 |
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凡例 出典:[10] |
利用状況
編集- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,272人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中100位、津島線(8駅)中6位であった[11]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は5,282人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中82位、津島線(8駅)中5位であった[12]。
- 『愛知県統計年鑑』によると2007年度(平成19年度)の1日平均乗車人員は2,311人、2008年度(平成20年度)は2,270人だった。
- 「愛西市の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、各年度の1日平均乗降人員は以下の通り[13][14]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
2002年 | 4,928 |
2003年 | 4,841 |
2004年 | 4,753 |
2005年 | 4,798 |
2006年 | 4,747 |
2007年 | 4,639 |
2008年 | 4,552 |
2009年 | 4,396 |
2010年 | 4,291 |
2011年 | 4,232 |
2012年 | 4,195 |
2013年 | 4,272 |
2014年 | 4,343 |
2015年 | 4,518 |
2016年 | 4,466 |
2017年 | 4,523 |
2018年 | 4,538 |
2019年 | 4,584 |
2020年 | 3,641 |
駅周辺
編集- 勝幡城跡 - 駅前の東屋に勝幡城の推定復元模型が展示されている。
- 愛西市立勝幡小学校
- 佐織勝幡郵便局
- 大垣共立銀行佐織支店
- ヨシヅヤ愛西勝幡店
- MEGAドン・キホーテUNY勝幡店
- ホームセンターバロー勝幡店(旧・フジヤホームセンター)
また、北口付近のポストは2020年東京オリンピックの野球競技で金メダル獲得に貢献した栗林良吏の地元が愛西市であることにちなみ、ゴールドポスト(第68号)を設置した(ゴールドポストプロジェクト)[15]。
バス路線
編集- 佐織北ルート:1日7便、日曜日・祝日・年末年始(12月28日~1月4日)は運休
- 稲沢市コミュニティバス
- 千代田線:国府宮駅経由 稲沢市民病院ゆき
- 平和線:稲沢市役所ゆき
- 両路線とも1日6往復運行、日曜運休(祝日・12月29日 - 1月3日、はだか祭の日にあたる場合は運行)。
- 当駅を境に、両路線とも連続運行を行っている。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b 名古屋鉄道株式会社(編)『この駅この町 沿線散歩・名鉄100駅』名古屋鉄道広報宣伝部、1986年、123頁。
- ^ 『鉄道ピクトリアル』 1984年1月号(通巻426号) P.105
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ 名古屋鉄道(編)『れいめい』第682号、名古屋鉄道、2005年8月、9頁。
- ^ “津島線の歴史”、名鉄資料館:特別展示室(ウェイバックマシンによるアーカイブ。2020年8月12日取得)、2021年10月1日閲覧。
- ^ 『中日新聞』2014年3月25日付朝刊尾張版16面。
- ^ “勝幡駅”. 名古屋鉄道. 2021年10月7日閲覧。
- ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2005年6月9日
- ^ a b “勝幡(TB05)(しょばた) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 愛西市の統計 - 愛西市
- ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道
- ^ “ゴールドポストプロジェクト”. www.kantei.go.jp. 2023年6月6日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 勝幡駅 - 名古屋鉄道