WX130S
WX130Sとは、ウィルコム向けに供給されたセイコーインスツル製のPHS(W-OAM)端末である。ペットネームはX PLATE(テンプレート)。
キャリア | ウィルコム |
---|---|
製造 | セイコーインスツル |
発売日 | 2008年2月20日 |
概要 | |
音声通信方式 | PHS W-OAM※8PSKを除く |
データ通信方式 | 1xパケット方式 |
形状 | ストレート型 |
サイズ | 110 × 47.3 × 11.5 mm |
質量 | 64 g |
連続通話時間 | 約5.5時間 |
連続待受時間 | 約500時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
外部メモリ | なし |
日本語入力 | Advanced Wnn V1 |
電子決済機能 | なし |
赤外線通信機能 | IrDA |
Bluetooth | なし |
ワンセグ | なし |
備考 | webブラウザ非搭載、PIMカード対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | 128×160ドット |
サイズ | 1.8インチ |
表示色数 | 65,536色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
なし | |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
シルバー | |
レッド | |
ブラック | |
サクラ | |
ブルー | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
概要
編集音声端末としてはドコモPHSに供給したWRISTOMO以来約5年ぶりにセイコーインスツルが製造したPHS端末である。
PHSにおけるSIMカードとして規格化されたPIMカードのスロットを装備し、中国のPHSオペレータが発行するPIMカードの使用に対応している(ウィルコムから貸し出されるPIMカードで利用可能な都市は北京(中国聯通)・上海(中国電信)のみ。それぞれ別のPIMカードを要する。自前でプリペイドないしはポストペイドのPIMカードを用意すれば、広東などでの利用も可能)。2008年8月現在では、現地キャリアから発行された電話番号を利用する形となり、適用される料金も現地オペレータ(ウィルコムからレンタルしたPIMカードを利用する場合は、ウィルコムが設定したものが、毎月の通話料と合算請求される)のものになる。加えて台湾、タイ王国、ベトナムでの国際ローミングにも対応し、合わせて4ヶ国の海外利用に対応した端末である。なお、海外では通話のみの利用となる。
機能面ではEメールや赤外線通信機能を備えるも、webブラウザやカメラ、モデム機能が省かれている他、Eメールの通信方式も1xパケットのみとするなど、海外利用と通話、メールに特化した設計である。
2008年度グッドデザイン賞(Gマーク)受賞。
歴史
編集- 2008年1月21日 発表。(色はシルバーのみ)
- 2008年2月20日 発売。
- 2009年10月5日 ブラックとレッドの追加を発表。
- 2009年10月9日 ブラックとレッドを発売。
- 2011年4月7日 ブルーとサクラの追加を発表。
- 2011年4月15日 ブルーとサクラを発売。
- 2011年6月24日 SoftBank 001DLとのセット販売を開始(2つを同時購入し、かつ新ウィルコム定額プランGSを基本料金プランとした場合に可能)。
- 2012年2月10日 オンラインショップ限定で、SoftBank 007HWとのセット販売を開始(2つを同時購入し、かつ新ウィルコム定額プランGSを基本料金プランとした場合に可能)。ただし、カラーはサクラに限る。
詳細仕様
編集- アドレス帳:1000件
- メール:Eメール(POP3/SMTP)、ライトメール