生駒孝臣
日本の歴史学者
生駒 孝臣(いこま たかおみ、1975年[1] - )は、日本の歴史学者。三重県出身[1]。
日本中世史、中世武士論(畿内武士・武士団研究)、中世畿内政治史を専攻。特に、平安時代末期〜南北朝時代に畿内を中心として活動した武士・武士団と、朝廷(公家)・幕府の関係を研究。
経歴
編集主な著作
編集単著
編集- 『中世の畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版、2014年)ISBN 978-4864031356
- 新修大阪市史大阪市史編纂委員会編『新修大阪市史 史料編 第4巻 中世III』(大阪市、2016年)
- 『楠木正成・正行』(戎光祥出版、2017年)ISBN 978-4864032292
- 大阪市史編纂所編『大阪市史史料第85輯 楠木正成関係史料 (上)』(大阪市史料調査会、2017年)
- 大阪市史編纂所編『大阪市史史料第87輯 楠木正成関係史料 (下)』(大阪市史料調査会、2019年)
- 『楠木正行・正儀: この楠は正成が子なり、正行が弟なり』(ミネルヴァ書房、2021年)ISBN 978-4623092215
- 『中世東海の黎明と鎌倉幕府(東海の中世史 1)』(吉川弘文館、2024年6月)ISBN 9784642068918
共著・編著
編集- 新修大阪市史大阪市史編纂委員会編『新修大阪市史 史料編 第3巻中世Ⅱ』(大阪市、2009年、担当:385~770頁)
- 野口実編『中世の人物 京・鎌倉の時代 2巻 治承~文治の内乱と鎌倉幕府の成立』(清文堂出版、2014年、担当「源頼政と以仁王―摂津源氏一門の宿命」)
- 呉座勇一編『南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで』(洋泉社、2016年、担当「楠木正成は、本当に〝異端の武士〟だったのか?」)
- 久水俊和・石原比伊呂編『室町・戦国天皇列伝』(戎光祥出版、2020年、 担当「後村上天皇」)
- 呉座勇一編『南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで』(朝日新聞出版、2020年、担当「楠木正成は、本当に〈異端の武士〉だったのか?」)
- 亀田俊和・生駒孝臣編『南北朝武将列伝 南朝編』(戎光祥出版、2021年)
- 千早赤坂楠公史跡保存会編、生駒孝臣・尾谷雅比古著『楠木正成 知られざる実像にせまる』(批評社、2021年)
- 渡邊大門編『南北朝の動乱 主要合戦全録』(星海社、2022年、担当「湊川の戦い」)
- 『新修摂津市史 第1巻 自然地理 先史・古代 中世』(摂津市、2022年、担当:第1章第1節第3項・同2節第2・3項・第2章第1)
脚注
編集- ^ a b 『楠木正行・正儀』著者プロフィール
- ^ 生駒孝臣『中世畿内武士の構造と公武権力』(博士 (歴史学)論文)関西学院大学、2009年。 NAID 500000487999。