フォワードセンター
フォワードセンター(Forward Center)は、バスケットボールのポジションを示す用語。センターフォワードもしくはビッグマン(Bigman)[1]と呼ばれることもあり、攻守でフロントコート全般の役割を担うポジションである。
概要
編集近年増加傾向にあるユーティリティープレイヤーの一種で、センターとフォワード(主にパワーフォワード)の両方のポジションをこなせ、かつ兼任する選手。出場メンバーや試合の展開に応じ、センターとフォワードの役割を行き来する場合もあれば、センターもしくはフォワードの一方に専念する場合もある。ただしパワーフォワードはコートにおいて求められる役割がセンターと類似することが多いため、遅くとも1960年代には日本でその存在が認知されていたポジションである。当時のルールでは3Pショットが存在しなかったためにインサイドの要となるセンターの重要性が今より高かったことによる影響が大きいとされる。
センターにしてはゴールから離れた場所でのプレイに長ける(例えば中距離のショットを得意とする等)選手をこのポジションに起用することが多いとされる。
通常、センターと呼ばれるポジションはコート上に各チーム1名配置するが、2名を同時に起用するツインセンター布陣をしいた際に一方がフォワードセンターとなることも多い。
脚注
編集- ^ “B/R NBA 200: Ranking the Top Combo Big Men of 2013-14 Season”. bleacherreport.com (2014年5月11日). 2015年9月22日閲覧。