スタッド・ガブリエル=モンピエ
フランスのサッカースタジアム
スタッド・ガブリエル=モンピエ(Stade Gabriel Montpied)は、フランス・クレルモン=フェランにあるサッカー専用スタジアム。クレルモン・オーヴェルニュ・メトロポールによるスタジアム管理の下、クレルモン・フットのホームスタジアムとして運用されている。
スタッド・ガブリエル=モンピエ Stade Gabriel-Montpied | |
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施設情報 | |
所在地 | フランス クレルモン=フェラン アドリアン・マブル通り4 63100 |
開場 | 1995年12月30日 |
拡張 | 2021年 |
所有者 | クレルモン=フェラン |
運用者 | クレルモン・フェラン・オーヴェルニュ・メトロポール |
グラウンド | ハイブリッド芝 |
ピッチサイズ | 105m x 68m |
建設費 | 7,700万ユーロ |
設計者 | ジャック・カリシュ |
使用チーム、大会 | |
クレルモン・フット | |
収容人員 | |
13,700人 |
スタジアム名は1944年から1973年までの28年間をクレルモン=フェランの市長として務めたガブリエル・モンピエから取られた。
概要
編集ポーランド系フランス人のジャック・カリシュによって設計され、1995年12月に開場した。北スタンドの屋根はスタジアム外から見ると「目」を模した形となっており、このスタンドのみで約8,000人の観客を収容できる。しかし、その特殊な構造が仇となって、1999年12月27日にこの地を襲った暴風雨の影響で屋根を覆う部材の6割が剥がれ落ちてしまった[1]。
2015年2月12日、僅差で賛成が上回った市議会でスタジアムの拡張が決定した[2]。総工費7,000万ユーロにのぼる大規模な拡張工事となり、2022年から3,000万ユーロを掛けて第1期の工事が着工された[3]。
2020-21シーズン、クレルモン・フットがクラブ史上初となるリーグ・アンへ昇格したことを受けて、南スタンドに3,000人収容できる屋根付きの仮設スタンドを設置し、LED照明の強化と監視カメラ2台の増設が施された[4]。
開催された主なイベント
編集- UEFA U-21欧州選手権予選 : 2回 (2004, 2012)
ギャラリー
編集-
北スタンドのアーチ屋根
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南スタンド
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照明
脚注
編集- ^ “Il y a 20 ans - Retour en images sur la tempête de décembre 1999 en Auvergne et Limousin” (フランス語). www.lamontagne.fr (2019年12月26日). 2023年2月9日閲覧。
- ^ “Clermont-Ferrand : le projet d’extension du stade Gabriel-Montpied est relancé”. 2023年2月9日閲覧。
- ^ “Extension du stade Gabriel-Montpied, la première phase votée”. 2023年2月9日閲覧。
- ^ “Deux mois de travaux pour mettre aux normes le stade Gabriel-Montpied de Clermont-Ferrand” (フランス語). montagne.fr (2021年6月11日). 2023年2月9日閲覧。