鮑 照(ほう しょう、414年(義熙10年) - 466年(泰始2年))は、南朝宋の詩人。字は明遠。本貫は上党郡(現在の山西省長治市)、後に東海郡襄賁県(現在の江蘇省淮安市漣水県)に移る。最後の官職である「前軍参軍」にちなみ、後世「鮑参軍」と呼ばれる。南朝宋の文帝の元嘉年間を代表する詩人として、同時期に活躍した謝霊運・顔延之と併称して「元嘉三大家」の一人に数えられる。妹のも詩人として知られる。