雷 横(らい おう)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第二十五位の好漢。天退星の生まれ変わり。渾名は挿翅虎(そうしこ・羽の生えた虎)で、身が軽く2~3丈の川を跳び越えることができたことに由来する。若い頃職を転々とし、後に鄆城県の都頭となった。身長は七尺五寸、赤銅色の顔に左右に跳ね上がった髭をたくわえている。朴刀を使うが武芸の腕前は劉唐に劣る。