阪急1010系電車(はんきゅう1010けいでんしゃ)は、1956年に京阪神急行電鉄が導入した高性能電車である。1954年に試作された1000形の実績を踏まえて改良した量産車で、1010系は神戸線に投入された。 本項では神戸線用量産車の1010系のほか、1010系と同仕様で宝塚線用の1100系についても記述する。京都線仕様の量産車である1300系(初代)、量産車車体の機器流用車で神宝線用の1200系、同じく機器流用車で京都線用の1600系は、それぞれの項目で解説する。 また1010系・1100系を能勢電鉄に譲渡した能勢電鉄1000系についても本項で記述する。