『醒睡笑』(せいすいしょう)は庶民の間に広く流行した話を集めた笑話集。著者は茶人や文人としても知られる京(京都)の僧侶、安楽庵策伝。写本8巻8冊、1039話の話を収録している。「眠りを覚まして笑う」の意味で『醒睡笑』と命名された。1623年(元和9年)成立。板倉重宗へ献呈された後、転写されて流布した。『醒酔笑』と記す資料もあるが正当ではない。