鄧 飛(とうひ、拼音: Deng Fei)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。第44回に登場。 梁山泊第四十九位の好漢。地闘星の生まれ変わり。渾名は火眼狻猊(かがんさんげい)で、火眼は赤い目、狻猊は伝説上の動物「竜生九子」の一つ(ほぼ獅子(ライオン)に相当)から由来する。両目が赤いのは人肉を食していたからだという。鉄鏈(鉄鎖)の名手で、元は飲馬川で裴宣・孟康らとともに盗賊であった。楊林とは昔なじみ。