連獅子(れんじし)は、歌舞伎及び日本舞踊の演目のひとつ。河竹黙阿弥・作、初世花柳寿輔・振付。明治5年(1874年)5月市村座(当時の名称は村山座)での上演が本興行での初演。歌舞伎の代表的な演目のひとつであり、登場する親獅子・仔獅子の精の衣装、かつら、隈取等は『白浪五人男』の弁天小僧菊之助や『助六縁江戸桜』の助六、『勧進帳』の弁慶、『暫』の鎌倉権五郎景政などと並んで「歌舞伎」のアイコンあるいはステレオタイプとして認知され、デフォルメされた表現が各方面に二次利用されている。