近鉄6800系電車(きんてつ6800けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道の電車の一系列。 1957年9月に登場した、近鉄南大阪線区では1949年12月落成の6411系以来8年ぶりとなる新形式車両、同線区で初の高性能通勤車、また、日本で初めての高加減速車両でもある。 近鉄では初めて、1両片側あたり両開き4扉車体を採用し、その後の近鉄通勤車の基本レイアウトやデザインに影響を与えた。 同年9月12日に公式試運転を実施し、同年10月18日より運用を開始した。