賀 循(が じゅん、260年 - 319年)は、中国西晋から東晋にかけての政治家。字は彦先。揚州会稽郡山陰県の人。曾祖父は賀斉。祖父は賀景。父は賀邵。子は賀隰。東晋の元帝(司馬睿)に仕え、「五儁」と謡われた。 賀氏の元の姓は慶氏である。その祖は前漢の慶普にまでさかのぼることができる。賀斉の伯父の慶純は学者として名があり、後漢の安帝の時代に侍中・江夏太守を務めた人物である。彼が安帝の父の名を避けて賀氏に改めた。