論疏部(ろんしょぶ)とは、大正新脩大蔵経において、中国撰述の、各種の論書に対する註釈書をまとめた領域のこと。 * 慧遠 * 窺基、慧沼(法相宗) * 吉蔵(三論宗) * 法蔵(華厳宗) * 曇鸞(浄土教) * 元暁 * 義浄 等の註釈書が含まれている。 第19番目の部であり、収録されている典籍ナンバーは1816から1850まで。巻数では第40巻(後半)から第44巻にかけてに相当する。