蘇原町(そはらちょう)は、かって岐阜県稲葉郡にあった町である。旧各務郡。現在の各務原市蘇原地区。 本来ならば蘇原町の「蘇」の文字は「蘓」と表記されるのが正しいが、常用漢字から外れたため、「蘇」の文字を使用するに至った。 この地域は各務原台地の上にあり、原野が広がっていた。1876年に陸軍第三師団砲兵演習場が設置され、1917年に陸軍各務原飛行場が設置されると軍需工場が発展する。太平洋戦争が激しくなると、これらの軍需工場の労働者で人口は増加し、1943年に町制が施行された。