藤原 範兼(ふじわら の のりかね)は、平安時代末期の公家。藤原南家貞嗣流。従三位大学頭、刑部卿。従四位下式部少輔(1086年 - 1139年)の長男。弟に範季。子に従二位権中納言範光、後鳥羽天皇の乳母で権勢を誇った事で知られる範子・兼子姉妹がいる。叔母(能兼の妹)は源頼政の母。