能代春慶(のしろしゅんけい)は、秋田県能代市(あきたけんのしろし)で製造された春慶塗の漆器。秋田春慶とも呼称される。岐阜の飛騨春慶、茨城の粟野春慶とともに、日本三大春慶塗(日本三春慶)に数えられる。 1957年(昭和32年)、国の無形文化財に指定され、秋田音頭の歌詞にも名産として歌われている秋田の伝統工芸であるが、2010年(平成22年)に後継者不在となって以来、途絶えている。