『耳食録』(じしょくろく)は、清代の文言小説集である。著者は楽鈞(がくきん、1766年-1814年、1816年没とも。江西省撫州府臨川県の人。最初の名を宮譜、のちに鈞と改名。字は元淑、号を蓮裳)。 この作品は、『聊斎志異』の影響を受けて書かれた清代の志怪回帰的作品群の一つである。