税所 敦子(さいしょ あつこ、1825年4月23日〈文政8年3月6日〉 - 1900年〈明治33年〉2月4日)は、日本の歌人、女官。幼少時より短歌の才能に優れ、「明治の紫式部」と呼ばれた。後年は宮中に勤め、明治天皇と皇后の寵愛を受けた。また夫の実家での生活や宮中での貞女としての振る舞いや、宮中に仕えるまでの波乱万丈な生涯でも知られている。京都鴨川東錦織村(後の京都府京都市上京区岡崎町)出身。歌集に『御垣の下草』『御垣の下草拾遺』がある。