秩父盆地(ちちぶぼんち)は、関東山地の北東部・埼玉県秩父山地の中央部にある、秩父市を中心としたほぼ長方形の盆地。東西約15km、南北約12km。面積は100km2。 地層は、前期〜中期中新世の海成層、第三期層であり、彦久保層群、小鹿野町層群、秩父町層群の層群から成る。地質の構造は単斜構造。荒川や赤平川などの河川が流れ、荒川の浸食作用による河岸段丘がみられる。周辺の山地と主に断層で接する。