石井 鶴山(いしい かくざん)は、江戸時代後期の儒学者。漢詩に優れていた。 肥前国佐賀藩多久領の出身で、佐賀藩第8代藩主鍋島治茂の侍講をつとめた。 通称は有助。諱は有(たもつ)。 古賀精里・とともに「佐賀の三博士」と称され、佐賀藩中興の祖と賞揚された名君・鍋島治茂の藩政改革を支えた。藩校弘道館(現・佐賀県立佐賀西高等学校)創立メンバーの一人でもある。