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- 病弱(びょうじゃく、英: Valetudinarian)は、正確な医学用語ではないが、健康状態が弱っている人を説明する用語である。辞書の『大辞林』第3版では、からだが弱く病気にかかりやすいと説明される。 ラテン語の起源は健康状態を表す valetudo であり、それは力強くなることを指すvalereが元である。英語での初出は1703年で、世界周航を行ったウィリアム・ダンピアがA New Voyage Round the World, Voyages and Descriptionsの中で記している。意味の変化はすぐに見られ、1746年にが彼の著書『健康の改善』 (Health’s Improvement) にて、体質の説明に用いている。英語の Valetudinarian(病弱)の用語は、医学以外の文献ではより頻繁に使われており、大まかには神経衰弱に近い意味である。 1916年の田中祐吉の著書では、江戸時代に入り武士が玄米を精白して白米を食するようになり、それが一般の人々に広がり、そのことによる栄養の損失が副食を増やし、虚弱病弱の人々が増加してきたといった言説も見られる。1920年の『病弱の共に』は、医薬療法、呼吸法、玄米をすすめる石塚式食養療法について言及されている。 (ja)
- 病弱(びょうじゃく、英: Valetudinarian)は、正確な医学用語ではないが、健康状態が弱っている人を説明する用語である。辞書の『大辞林』第3版では、からだが弱く病気にかかりやすいと説明される。 ラテン語の起源は健康状態を表す valetudo であり、それは力強くなることを指すvalereが元である。英語での初出は1703年で、世界周航を行ったウィリアム・ダンピアがA New Voyage Round the World, Voyages and Descriptionsの中で記している。意味の変化はすぐに見られ、1746年にが彼の著書『健康の改善』 (Health’s Improvement) にて、体質の説明に用いている。英語の Valetudinarian(病弱)の用語は、医学以外の文献ではより頻繁に使われており、大まかには神経衰弱に近い意味である。 1916年の田中祐吉の著書では、江戸時代に入り武士が玄米を精白して白米を食するようになり、それが一般の人々に広がり、そのことによる栄養の損失が副食を増やし、虚弱病弱の人々が増加してきたといった言説も見られる。1920年の『病弱の共に』は、医薬療法、呼吸法、玄米をすすめる石塚式食養療法について言及されている。 (ja)
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- 病弱(びょうじゃく、英: Valetudinarian)は、正確な医学用語ではないが、健康状態が弱っている人を説明する用語である。辞書の『大辞林』第3版では、からだが弱く病気にかかりやすいと説明される。 ラテン語の起源は健康状態を表す valetudo であり、それは力強くなることを指すvalereが元である。英語での初出は1703年で、世界周航を行ったウィリアム・ダンピアがA New Voyage Round the World, Voyages and Descriptionsの中で記している。意味の変化はすぐに見られ、1746年にが彼の著書『健康の改善』 (Health’s Improvement) にて、体質の説明に用いている。英語の Valetudinarian(病弱)の用語は、医学以外の文献ではより頻繁に使われており、大まかには神経衰弱に近い意味である。 1916年の田中祐吉の著書では、江戸時代に入り武士が玄米を精白して白米を食するようになり、それが一般の人々に広がり、そのことによる栄養の損失が副食を増やし、虚弱病弱の人々が増加してきたといった言説も見られる。1920年の『病弱の共に』は、医薬療法、呼吸法、玄米をすすめる石塚式食養療法について言及されている。 (ja)
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