王 戎(おう じゅう、青龍2年(234年) - 永興2年6月4日(305年7月11日))は、中国三国時代から西晋にかけての政治家・軍人。魏・晋に仕えた。字は濬沖。徐州琅邪郡臨沂県(現在の山東省臨沂市蘭山区)の人(琅邪王氏)。祖父は王雄(字は元伯)。父は王渾(字は長源、王渾(玄沖)とは別人)。叔父は王乂(字は叔元、魏の平北将軍)。従弟は王衍。子は王万・王興・娘(裴頠妻)。『晋書』に伝がある。 竹林の七賢の一人であり、『世説新語』に数々の逸話がある。