猿蓑(さるみの)は、向井去来と野沢凡兆が編集した俳諧撰集。半紙本2冊(乾・坤)。1691年(元禄4年)7月3日、井筒屋庄兵衛刊。書名は巻頭の松尾芭蕉句「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」の句に由来する。俳諧七部集の一つ。