物部 十千根(もののべ の とおちね/とちね、生没年不詳)は、『日本書紀』等に伝わる古墳時代の人物。 『日本書紀』では「物部十千根大連(もののべのとおちねのおおむらじ)」、他文献では「十市根命」「止智尼大連」「十千尼大連」とも表記される。『古事記』に記載はない。 物部連の遠祖である。垂仁天皇在位期では五大夫の1人に数えられる。