泉官衙遺跡(いずみかんがいせき)は、福島県南相馬市原町区泉にある官衙遺跡。阿武隈山地から東流する新田川が形成した河岸段丘上に立地する7世紀末から10世紀後半の官衙遺跡である。発掘調査により政庁域、正倉域、館が確認され、その所在位置と内容から、泉官衙遺跡を陸奥国行方郡家とする意見が強い。2010年(平成22年)2月22日に国の史跡に指定された。