権量銘(けんりょうめい)は、中国の秦代に全国に配布された度量衡の標準器に記された、国定であることを示す証明文。紀元前221年に初代皇帝・始皇帝の命により刻銘・配布されたものと、紀元前209年に二世皇帝の命により刻銘・配布されたものがある。 「始皇七刻石」とともに数少ない篆書体の書蹟として知られる。