権 擥(クォン・ラム、けん らん、1416年(太宗16年) - 1465年(世祖11年)2月6日)は、李氏朝鮮前期の権臣。勲旧派として王朝政治に参画。策士とされる韓明澮とは友人。字は正卿(チョンギョン)、号は所閑堂(ソハンダン)、諡は翼平(イクピョン)。『東国史略』を著した権近(クォン・グン)の孫で、右賛成を歴任し、『高麗史』の編集に参加した権踶(クォン・ジェ)の次男。