樊 瑞(はん ずい)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第六十一位の好漢。地然星の生まれ変わり。渾名は混世魔王(こんせいまおう)で、世を騒がす魔王を意味し、若年ながら方術を身につけた黒衣の道士である彼の力を畏怖して付けられた(なお、小説『西遊記』にこの名を持つ妖怪が登場し、樊瑞一味の3人は全員『西遊記』関連の渾名を持つ)。また剣撃と流星鎚などの武芸や、用兵術にも長けている。